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「ご周知のほどよろしくお願いいたします」は敬語? 意味や正しい使い方、言い換え表現を解説

にほんご倶楽部

「ご周知のほどよろしくお願いいたします」の使い方と例文

「ご周知のほどよろしくお願いいたします」は、特定の相手だけでなく、その相手が属しているグループや会社などに広く知ってほしいという願いが込められた表現です。

つまりその相手だけに限らず、伝えた情報を周りに広めてほしいというお願いをする時に使いましょう。

例文

ビジネスシーンでは、周りと共有したい仕事上のルールや、日程の変更など、トラブル防止のために知っておきたい情報を伝えたい時などに使います。

直接相手と対面している時に使うこともありますが、ビジネスメールなど文面で使うことの多い定番フレーズです。

・「毎月第3金曜日は定休日ですので、ご周知のほどよろしくお願いいたします」

・「明日の会議は中止になったため、恐れ入りますがご周知のほどよろしくお願いいたします」

・「お手数ですが関係者各位にご周知のほどよろしくお願いいたします」

「ご周知のほどよろしくお願いいたします」を使う時の注意点

「ご周知のほどよろしくお願いいたします」は、使う相手によって表現を変えるなど、注意したいポイントがいくつかあります。

(1)メールでは「ご周知いただけますよう」を使う

メールや手紙で相手に使う時は、より丁寧な表現が求められます。特に取引先など、目上の人に対して使う際には「ご周知のほどよろしくお願いいたします」だと、対等のような印象を与えかねません。

へり下った表現になるように「ご周知いただけますようお願い申し上げます」や「ご周知いただけますようお願いいたします」に変えると良いでしょう。

「いただけますよう」は、希望や願望を込めた助詞の「よう」がついた言葉で、できれば「周知してもらいたい」という願いをやわらかく伝えた表現になります。

強制力がなく、相手にお願いしたい気持ちが伝わるため、目上の人にも使いやすい表現でしょう。

(2)「ご承知ください」と間違わない

「ご周知ください」とよく似た表現で「ご承知ください」があります。

「承知」自体は理解や了承したことを伝えるへり下った表現です。そのため、相手に理解してほしいからと、周知のかわりに「ご承知ください」と言うと、自分よりも相手を格下に見ている表現になってしまいます。

言葉遣いに厳しい上司や取引先の場合、不快にさせたりしてしまう可能性があるため、相手の立場や状況を確認したうえで適切な表現を使いましょう。

(3)不特定多数が知っていい情報にだけ使う

「ご周知のほどよろしくお願いいたします」は、基本的に多くの人が知ってても問題ない情報にだけ使える表現です。

たとえば特定の部署の一部の人だけに周知してほしい、といった限定的な場面では適切な表現ではありません。

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