「昼下がり」とは何時のこと? 意味や「午後いち」との違いを解説
「昼下がり」の類語
昼下がりと似た表現はいくつか存在します。昼下がりよりもさらに時間帯を絞りたい時、またはもっと広い時間帯で示したい時などは、類語を使い分けることをおすすめします。
昼下がりと似た意味を持った、5つの類語をご紹介します。
(1)昼過ぎ
昼過ぎとは正午を過ぎた頃を意味する言葉で、夕方までの時間帯を表すことが多いです。
「午後になってから」の時間帯を示したい時には、昼過ぎと言い換えてみてはいかがでしょうか。
(2)午後
午後とは正午を過ぎてから夜の12時までの時間を指します。昼過ぎが正午から15時頃までをイメージさせる言葉である一方、午後は「午後○時」と表現されるように計12時間存在します。
昼や夕方だけでなく、夜の時間帯も含まれるので、広い時間帯で表現したい時におすすめです。
(3)下午(かご)
下午は、昼過ぎや昼下がりと同じ意味を持つ言葉です。
古い言葉として使われており、昔は昼の12時から前後2時間を「午の刻(うまのこく)」と呼んでいました。そのため、昼を過ぎた時間として「下午」と表現していたのです。
(4)正午過ぎ
正午過ぎは名前の通り、正午を過ぎてからの時間を意味します。
厳密には正午から日没までの時間帯を指し、ニュースなどでもよく使われている表現。「昼下がり」と同じニュアンスで使用できるでしょう。
(5)アーリーアフタヌーン
アーリーアフタヌーンは、昼下がりの英語表現です。
「アーリー」には「時期が早い」という意味があります。つまり、「早い時間帯の午後」の意味として、正午から夕方までの時間帯をアーリーアフタヌーンと呼ぶのです。
昼下がりは12~15時を意味することが多い
昼下がりは正午を過ぎてから日が落ちる前までの時間帯を意味します。人によって少し感覚は異なるものの、12~15時を意味することが多いです。
ただし、人によって受け取り方が異なるため、はっきりとした約束の時間を伝えるには不適切。ざっくりとしたスケジュールを伝えたい時に活用しましょう。
(にほんご倶楽部)
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※この記事は2023年12月08日に公開されたものです