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「短絡的」の意味とは? 短絡的な人の特徴や付き合い方も解説 

にほんご倶楽部

短絡的な人の特徴5つ

あなたの周りにも「短絡的な人だ」と形容される人はいませんか? ここからは、短絡的な人の特徴について解説していきます。

(1)思い込みが激しい

短絡的な人は、一度自分が出した結論について絶対的な自信を持っています。それはすばらしいことではありますが、中にはよく考え抜いて出した結論ではないのに、それが絶対に正しいと思っていたり、周りの意見に耳を貸すことがなかったりする人も。

いくら周りの人が考え直すように説得しても主張を変えることがない、猪突猛進型の人とも言えます。

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心理カウンセラーの高見綾さんに、思い込みが激しくなる理由やそんな性格を直す方法を聞いてみました。

(2)せっかちで慌てやすい

短絡的な人は、物事の結論をすぐに出したがるせっかちな人でもあります。ゆっくり物事を熟考することが苦手なために、思慮が浅い一面もあるかもしれません。

とはいえ、とにかくスピード感が求められる現場などでは、そうしたせっかちな性格が生かされることもあります。

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心理カウンセラーの小日向るり子さんに、せっかちな人の特徴、長所や短所、せっかちな人と付き合う方法を教えてもらいました。

(3)前もって計画が立てられない

短絡的な人は「思い立ったら即行動」ということが多いため、物事に対してあらかじめ計画を立てることを苦手に感じています。

すぐに結果や結論を欲してしまうので、計画を立てる時間さえも惜しく感じてしまうのでしょう。

その無計画さは時に失敗を招いてしまうこともあるため、周囲の人から見ると「ちゃんと前もって準備しないからだよ」と呆れられてしまうこともあるかもしれません。

(4)視野が狭い

1つの物事に対して結論を導き出す時に、あらゆる角度から物事を考えられる人がいます。そういうタイプの人は「もしかしたらこうかもしれない」「こういう見方をすれば結論が変わってくる」など、さまざまな思考パターンを持っています。

しかし短絡的な人は視野が狭い傾向にあるため、「○○は××だ」という結論を導いたら、それ以外の角度で物事を見定めることがあまりありません。

そのため、「何でも性急に物事を考えすぎだ」と評価されてしまうこともあるでしょう。

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人気コラムニスト・トイアンナさんが視野が広いことのメリット・デメリットと視野を広げる方法を教えてくれました。

(5)人の話を最後まで聞かない

短絡的な人はせっかちな人でもあるため、人の話を途中で遮って結論を出してしまうことがあります。

例えば短絡的な人に相談を持ち掛けた場合、話が終わっていないのに「それはこうすればいいと思うよ」とアドバイスをしてしまうなど、話をしている人の気持ちをないがしろにしてしまうことがあるかもしれません。

▶次のページでは、短絡的な人との上手な接し方を解説します。

次ページ:短絡的な人との上手な接し方

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