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「短絡的」の意味とは? 短絡的な人の特徴や付き合い方も解説 

にほんご倶楽部

短絡的な人との上手な接し方

何事も深く考えずに結論を出してしまう短絡的な人は、「ちゃんと話を聞いてほしい」「もう少しよく考えてから言ってほしい」など、周囲の人がストレスを感じることがあります。

ここからは、そんな短絡的な人と上手に付き合っていく方法について解説していきます。

(1)一定の距離を保って接する

短絡的な人は頑固で思い込みが激しい傾向にあり、深く付き合っていると疲れてしまうことがあります。そのため、可能であれば一定の距離を保って接することがおすすめです。

短絡的な人は「それってこういう可能性もあると思うよ」と指摘しても受け入れることがないため、真正面から向き合っても自分が疲れてしまうだけかもしれません。

(2)話を真に受けすぎない

短絡的な人の言うことは、話半分くらいの心持ちで聞くようにしましょう。短絡的な人はあまり考えずに結論を出しているため、実際は全く的外れなことを言っていることがあります。

しかも、自信満々に話をするため、聞いている人は思わず信じてしまいそうになるのです。短絡的な人が何かを言ってきても、「へえ、そうなんだ」と真に受けないようにすると振り回されずに済みますよ。

(3)部下の場合は明確な指示を出す

短絡的な人が部下の場合は、明確な指示を出すように心がけましょう。あいまいな指示を出すと、勝手な思い込みで仕事を進めてしまうことがあります。

短絡的な人には、「○日までに、××の方法で仕事を終わらせてほしい。△△の点には十分注意をしてください」とできるだけ細かく指示を出すことが大切です。

短絡的な人にも良い部分がある

物事を深く考えずにすぐに結論を出してしまう短絡的な人は、時に周囲の人へストレスを与えてしまう可能性があります。

しかし時には、そうした無鉄砲さが必要になる場面もあるかもしれません。「短絡的な人だ」という言葉を100%悪い意味で捉えるのは、それこそ短絡的だと言えます。深く考えすぎずに、最初の一歩を踏み出してみる勇気も必要なのです。

とはいえ、実際に短絡的な性格で困っているなら、改善する努力をするのも良いでしょう。一歩を踏み出せる勇気にプラスして、深く物事を考える能力も身につけることができたら、今よりもさらに活躍の機会が広がるはずですよ。

(にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2023年11月14日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

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