愚痴を言わない人の心理とは? 特徴とメリット・デメリット、目指し方
愚痴を言わない人の心理
続いては、愚痴を言わない人の心理について見ていきましょう。どのような気持ちから、愚痴を言わないのでしょうか?
(1)愚痴を言うことのリスクを知っている
愚痴を言うことは、ストレス発散になると考える人もいるでしょう。しかし、愚痴を言う相手を慎重に選ばなければ、人間関係などで大きな問題を招く可能性だってあります。
つまり愚痴を言わない人は、愚痴を言うことのリスクを知っていて口を慎むのです。
(2)愚痴を言っても問題は解決しないと知っている
愚痴を言うことは感情の発散につながるかもしれませんが、問題の根本的な解決にはなりません。
愚痴を言わない人はそのことを理解しているのでしょう。もし納得いかないことや問題があれば、愚痴を言うのではなく解決するための具体策を考えるかもしれません。
(3)割り切って期待しないようにしている
愚痴を言わない人は、物事や他人に対して過度な期待をしないようにしている場合もあります。
無意識のうちに期待をするからこそ、それがかなわなかった時フラストレーションが生じるのです。
そのため愚痴を言わない人は、初めから期待をせず「こんなものだろう」「自分と違う考えがあって当たり前だ」と割り切っているのかもしれません。
(4)尊敬の念を持って接している
愚痴を言わない人の中には、他人に対して尊敬の念を持って接している人もいます。
自分のことと同じように他人のことも大切にできるからこそ、自分の考えや理想を押し付けることはないのです。
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