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「寒い日が続きますがお体に気をつけてお過ごしください」とは? 使い方を解説

にほんご倶楽部

「寒い日が続きますがお体に気をつけてお過ごしください」の注意点

「寒い日が続きますが、お体に気をつけてお過ごしください」を使う時に、気をつけたいポイントをまとめました。

実際に使う時に失礼のないよう、十分に注意しましょう。

(1)体調を崩している人には使わない

「お体に気をつけてお過ごしください」は、基本的に現在健康な人に使うフレーズです。既に体調を崩している人や闘病中の人に対して使うと、かえって失礼な印象になってしまいます。

体調を崩している人ではなく、健康に問題がない人に対して、寒い季節も引き続き元気でいられるように祈っている気持ちを込めて使いましょう。

(2)「お体」を「お身体」と表記しない

「お体」を「お身体」と表記するのは誤りではありません。読みに関しても、どちらも「おからだ」でほぼ同じ意味を指します。

ただし、身体は通常「しんたい」と読むことが多いため「お体」と表記した方が読みやすいと言えるでしょう。また、常用漢字でも「体」という漢字が使われています。

(3)寒い時期以外には使わない

「寒い日が続きますが」と文頭に使っているため、秋から冬にかけて使うのが正しい表現です。春や夏場には適した表現ではないと覚えておきましょう。

他の季節に使う時は、「季節の変わり目のため」や「残暑がまだ厳しいですが」など、その季節に合ったフレーズに言い換えることが大切です。

「お体に気をつけてお過ごしください」は通年使える言い回しのため、季節に合った言葉と組み合わせることでさまざまな表現ができます。

▶次のページでは、「寒い日が続きますがお体に気をつけてお過ごしください」の言い換え表現を紹介します。

次ページ:「寒い日が続きますがお体に気をつけてお過ごしください」の言い換え表現

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