胸が苦しい！　恋をしていて切なくなる理由とその対処法

恋をしていて「胸が苦しい」と感じる瞬間があるのは、決して不思議なことではありません。恋愛は楽しいこともあれば、切なく悲しいこともあるもの。

今回は、恋をしていて胸が苦しいと感じる理由やその対処法について紹介します。「胸が苦しい」という感覚を知りたい人も、ぜひ参考にしてみてください。

【片思い編】胸が苦しいと感じる理由

まずは、片思いの時に「胸が苦しい」と感じる理由について見ていきましょう。

（1）相手のことばかり考えてしまうから

片思い中は、気づけば好きな人のことばかり考えてしまうもの。そんな自分の相手に対する気持ちの大きさに胸が苦しくなることもあるでしょう。

好きな人のことで頭がいっぱいになり、他のことが手につかなくなってしまうのは「恋する証拠」なのです。

（2）思いをうまく伝えられないから

片思い中は自分の気持ちをうまく相手に伝えられず、葛藤することもあるでしょう。好きだと言えない歯がゆさや、ふがいなさに胸が苦しくなることも多いはず。

この場合は、早く相手に気持ちを伝えたい焦りや不安が関係しているのかもしれません。

（3）他の異性に嫉妬してしまうから

片思い中は、好きな人が他の異性と親しくしているのを見ると、つい嫉妬してしまいがち。「好きな人を奪われてしまうかも」という不安が、胸が苦しくなる原因になっているのでしょう。

片思い中は嫉妬心がエスカレートしやすいので、被害妄想に陥ったり、他者を傷つけたりしないよう注意が必要です。

（4）かなわない恋だと悟ったから

どんなに相手のことを好きでも、世の中にはかなわない恋も存在します。特に、相手に彼女や奥さんがいれば、諦めざるを得ないですよね。

そんなかなわない恋だと悟った時に、胸が苦しくなることもあるでしょう。

【両思い編】胸が苦しいと感じる理由

続いては、両思いの時に「胸が苦しい」と感じる理由を紹介します。

（1）自分ばかりが好きなのではないかと不安だから

好きな人と晴れて両思いになると、恋愛のことで頭がいっぱいになってしまう人も少なくないでしょう。とはいえ、気持ちが相手にも通じている分、片思いの時よりは心に余裕があるかもしれませんね。

しかし、自分ばかりが相手のことを好きなのではないかと不安になってしまうと、両思いであっても胸が苦しいと感じることがあるようです。

寂しい気持ちは抱え込まず相手に伝えてみるのがベストですが、依存しすぎると重いと思われてしまう可能性もあるので気を付けましょう。

（2）お互いの気持ちがすれ違ってしまったから

両思いとはいえ、お互いの気持ちがうまく伝わらず、分かり合えない状況になれば、胸が苦しいと感じることもあるでしょう。

これは、恋人同士なのに遠慮がちになっていたり、素直になれなかったりするのが原因かもしれません。

気持ちのすれ違いが続く時は、お互いにゆっくり話し合う時間をつくるのがおすすめです。

（3）会いたくても会えないから

付き合っているからといって、いつでも会えるわけではありませんよね。

特に遠距離恋愛やお互い仕事が忙しいなどの理由で、会いたくても会えない状況になれば胸が苦しいと感じることもあるでしょう。寂しさや不安がストレスとなり、自分自身が疲弊してしまう可能性もあるかもしれません。

頻繁に会うのが難しい場合だとしても、せめて次の予定を2人で決めておくなど工夫をしましょう。

（4）ずっと一緒にいたい気持ちが高まったから

両思いになり2人で一緒にいる時間が増えれば、離ればなれになるのが苦痛になってくるもの。デート終わりの別れ際など、もっと一緒にいたいと思う人は多いでしょう。

このように「ずっと一緒にいたい」「離れたくない」という気持ちが高まって、胸が苦しいと感じることもあります。

この感情をきっかけに、同棲や結婚を考えるカップルも多いのかもしれません。

【失恋編】胸が苦しいと感じる理由

次に、失恋で胸が苦しいと感じる理由を見ていきましょう。

（1）自分の行動に後悔しているから

失恋をして胸が苦しいと感じるのは、自分の行動に後悔しているから。

別れた原因が自分自身にあると感じ、過去を振り返っては「あの時○○していれば……」と思うこともあるでしょう。どんなに悔やんでも戻ることはできないから、胸が締め付けられそうになるのです。

しかし、どんなに自分を責め、過去を後悔しても前には進めません。今回の反省を生かして、未来に目を向けていくことが大切ですよ。

（2）喪失感を抱いているから

失恋をすると、強い喪失感を感じるものです。中には大好きな人との別れによって、生きがいや希望まで失ってしまう人もいるかもしれません。

このように、失恋による喪失感で胸が苦しいと感じることも多いでしょう。直後はつらいかもしれませんが、焦らず気持ちを切り替えることで、いずれ立ち直れるはず。

喪失感が強い時は、誰かに相談したり話を聞いてもらったりすることも大切ですよ。

（3）相手に対する怒りや嫌悪感を抱いているから

失恋の原因が相手にあった場合、怒りや嫌悪感を抱くこともあるでしょう。このような感情が原因となり、胸が苦しいと感じることも多いです。

相手を許せない気持ちはもちろんのこと、2人が幸せだった頃を思い出すと余計に切なくなるもの。

この場合は、できるだけ相手のことを考えず、怒りや嫌悪感の感情から離れるのが正解です。

（4）将来に不安を感じているから

結婚や出産といった具体的な相手との将来像をイメージしていた人なら、失恋によって台無しになるのはショックなことでしょう。

次の相手を見つける自信がないなど、将来への不安で胸が苦しいと感じる人もいるはず。特に恋人との付き合いが長かった場合は、今後のことを考えると焦る気持ちもあるかもしれません。

しかし、失恋したからといって自分自身の将来にまで絶望しないことが大切。明るい未来が訪れるかどうかは、これからの自分次第ですよ。

胸が苦しい恋をしている時の対処法

不安定な気持ちのままでいると、生活に支障が出る可能性もあるので注意が必要です。

最後に、恋をしていて胸が苦しいと感じる時の対処法を見ていきましょう。

（1）恋愛以外のことに目を向ける

恋をしていて胸が苦しい時は、恋愛のことばかり考えてしまいがち。考えすぎると状況は悪化するので、意識的に他のことに目を向けてみましょう。

恋愛で頭がいっぱいで乗り気になれないのは分かりますが、今のあなたには気分転換が必要です。

例えば、仕事や趣味に没頭してみると良いでしょう。忙しさで恋愛のことを後回しにするくらいの方が、気持ちも楽になるはずですよ。

（2）家族や友人と過ごす時間を増やす

家族や友人と過ごす時間を増やし、余計なことを考えないようにするのもおすすめです。

モヤモヤした気分をスッキリさせたい時は、1人で抱え込まないことが大切です。家族や友人に恋愛の愚痴を言ったり、相談したりするのも良いでしょう。

特に、恋人や好きな人に依存しやすいタイプの人は、できるだけ他の人と過ごす時間を優先的につくるのが心穏やかに生活するポイントですよ。

（3）自分の気持ちを言葉にして書き出す

恋をするとさまざまな感情が生まれ、頭の中を整理できない人も多いはず。その結果、負の思考に陥って胸が苦しくなってしまうことも。

そんな時は、自分の気持ちを言葉にしてノートや日記帳に書き出してみましょう。言語化することで、自分自身の本音に気づくことができるかもしれません。

また、頭の中を整理することで、モヤモヤした気持ちも晴れるはず。

恋をして胸が苦しい時は気持ちを切り替えてみよう！

恋をすると胸が苦しいと感じる場面は多く、状況によってはつらく感じる人もいるでしょう。

そんな時は、できるだけ気持ちを切り替えることが大切です。家族や友人と過ごす時間を増やしてみたり、思っていることを書き出して整理してみたり、自分に合った方法を探してみましょう。

くれぐれも恋愛にとらわれすぎないことが楽しく恋をする秘訣ですよ。

（さくら）

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※この記事は2023年10月26日に公開されたものです