【難読】なんて読む?「呻く」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「呻く」の読み方です。
“なにく”って読むの?と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「呻く」の読み方は?
「呻」は普段、あまり使う機会が多くない漢字なので、馴染みがない人もいるでしょう。
これに送り仮名の「く」をつけて、なんと読むのでしょうか。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“うめく”と読みます。
「呻く」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「呻く」の意味は以下のように解説されています。
う‐め・く【×呻く】
[動カ五(四)]《「う」は擬声語。「めく」は接尾語》1 痛さや苦しさのあまり、低い声をもらす。「下腹を押さえて―・く」
2 獣などが低くうなる。「番犬が―・く」
3 嘆息する。ため息をつく。
「―・きたる気色 (けしき) も恥づかしげなれば」〈源・帚木〉4 苦心して詩歌を作り出す。苦吟する。
「あまたたび誦 (ずん) じて、―・きて返し」〈大鏡・後一条院〉
痛さや苦しさのあまり、低い声をもらすという意味合いで使われることが多い言葉です。
おなかが痛くてうーっと声が漏れてしまった経験、ありませんか? そんな状態を「呻く」といいます。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「呻く」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。ひらがなで書かれることが多いので、漢字になると意外と読めなかった人も多いかもしれません。
「呻く」は、普段の会話で登場する機会は多くありませんが、きっと聞いたことがある言葉だと思います。なんとなく意味が曖昧だった人は、これを機に正しい読み方と意味を覚えましょう。
(ななしまもえ)
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※この記事は2023年08月01日に公開されたものです