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【難読】“さんばん”ってなに?「算盤」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「算盤」の読み方です。

“さんばん”?なにそれ?と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「算盤」の読み方は?

「算盤」は、そのまま読むと“さんばん”となりますよね。
“さんばん”という読み方も間違いではないんですが、実は別の読み方もあるんです。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“そろばん”と読みます。

「算盤」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「算盤」の意味は以下のように解説されています。

そろ‐ばん【▽算盤/▽十露盤/▽珠盤】

1 日本や中国で用いる計算器具。底の浅い横長の箱を上下二段に分け、縦一行ごとに上段に1個または2個、下段に4個または5個の串 (くし) 刺しの珠 (たま) を置いたもの。上段の珠は五を、下段の珠はおのおの一の数を示し、串刺しの軸のそれぞれで桁 (けた) を表し、指で珠を上下させ、加減乗除を行う。中国では14~16世紀にかけて普及、日本には室町末期に伝来したといわれる。

2 計算。勘定。また、特に、損得の計算。「読み、書き、―」「―が細かい」

子どもの時にやったことがある人もいるでしょう。ひらがなで表記されることが多いので、漢字は初めて見たという人が多いかもしれませんね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「算盤」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。計算に使う盤なので、漢字からイメージはしやすかったかもしれませんね。

“そろばん”と読む漢字は当て字ばかりなんですが、実は50種類以上あったといわれているんです。一つのものに対してそんなに多くの漢字があるなんて驚きですが、すべてを覚えるのはかなり大変そうですね。

(ななしまもえ)

※この記事は2023年07月31日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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