お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

【難読】“こうきゃく”じゃない!「行脚」の読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「行脚」の読み方です。

“こうきゃく”でしょ? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「行脚」の読み方は?

「行脚」は、“ぎょうきゃく”や“こうきゃく”と読んでしまいそうですが、実はどちらも間違いです。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“あんぎゃ”と読みます。

「行脚」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「行脚」の意味は以下のように解説されています。

あん‐ぎゃ【行脚】
[名](スル)《「あん(行)」は唐音》

1 仏道修行のために、僧侶が諸国を歩き回ること。「雲水の―」

2 ある目的で諸地方を巡り歩くこと。「遺跡を―する」

地方を巡り歩くという意味合いで使われることが多い言葉ですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「行脚」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。もともとの意味は、僧侶が修行のために諸国を歩いて回ること、という意味合いの言葉でした。

現在は、観光地を巡るときや、ライブやツアーを制覇するときなどに使われますよね。

今まで、実は間違えて読んでいたという人、案外多いのではないでしょうか。この機会に、「行脚」の正しい読み方を覚えましょう!

(ななしまもえ)

※この記事は2023年07月28日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

この著者の記事一覧 

SHARE