【8月の服装】上旬・中旬・下旬別に気温に合わせたおすすめコーデを紹介

真夏日や猛暑日が続く8月は、1年の中でも特に暑い時期です。

ちょっと外に出るだけでも汗が流れるような8月には、どんな服装が適しているのでしょうか。

この記事では、8月の上旬・中旬・下旬に分けておすすめのコーディネートをご紹介していきます。

8月の気温ってどのくらい？　服装のポイントは？

同じ8月でも、住んでいる地域によって気温は変わります。

例えば東京の場合は、8月の平均気温は28度前後で、最高気温は32度前後、最低気温は25度前後です。

日中の最高気温が38度近くまで上がる猛暑日もあるので、暑さや紫外線、さらに冷房対策も考えた服装選びが重要になってくるでしょう。

8月の最高気温は？（上旬・中旬・下旬）

東京の8月の最高気温は上旬がピークで、33.3度ほどです。

中旬には31.9度程度で真夏の厳しい暑さが続きます。

下旬になっても、まだまだ気温は下がらず最高気温31度ほどでしょう。

8月の最低気温は？（上旬・中旬・下旬）

東京の8月上旬の最低気温は25度ほどで、朝から暑さを感じます。

中旬には24.7度と少し下がりますが、体感的にはまだ涼しさを感じるほどではないでしょう。

下旬になり最低気温が23.8度になると、暑さのピークが過ぎたことを朝晩の気温や風で感じられるようになります。

8月の服装とコーディネートのポイントは？

気温と湿度が高い8月は、涼しく快適に過ごせる服装を選びたいですね。

通気性の良いコットンやリネン素材を使った服や、吸湿速乾機能の服がぴったりです。

また、体にフィットする服よりも風を通す、ゆったりとした服の方が快適に過ごせます。

一方で屋内や乗り物の中は冷房が効いているので、体が冷えないように気をつけましょう。薄手のカーディガンやシャツなど、サラッと羽織れるものが1枚あると、冷房対策のほか紫外線対策にも使えて便利です。

夏は明るい色を使ったコーディネートが映えますが、下旬になると秋を意識した服も取り入れたいもの。

とはいえ、まだまだ残暑が厳しい時期なので本格的な秋服ではなく、素材は涼しいものを選びつつ、秋色のアイテムを取り入れておしゃれを楽しみましょう。

8月上旬のおすすめ服装・コーディネート

ここからは8月におすすめの服装を、カジュアルコーデ、きれいめコーデ、シンプルコーデと3タイプ紹介していきます。

まずは8月上旬にぴったりなコーディネートをさっそく見ていきましょう。

カジュアルコーデの場合

カジュアルなデニムと白のカットソーを合わせたさわやかカジュアルは、夏の日差しに映えます。

ノースリーブはちょっと恥ずかしい……という方も、少し肩が隠れるフレンチスリーブなら着やすいはず。

また腕を出す分、脚はフルレングスのデニムで隠して肌見せの分量をコントロールするのがおすすめ。カジュアルな中に上品さのある、大人女子の真夏コーデです。

きれいめコーデの場合

暑い時期に着たいゆったりとしたデザインの服はカジュアルに見えがちなので、きれいめな着こなしには、すっきりとしたシルエットのボトムを合わせると良いでしょう。

トップスはふんわりとしたデザインを選び、清涼感のある色合わせでコーディネートすれば夏らしい雰囲気に。

屋内では、ストールやカーディガンを上に羽織って冷房対策もしっかり行いましょう。

シンプルコーデの場合

暑い季節のシンプルコーデにおすすめなのは、清潔感のあるモノトーンでまとめたカットソーとパンツの着こなしです。色数を抑えたすっきりコーデで、大人っぽく決めましょう。

冷房対策には、コットンやリネンといった涼しげ素材のシャツを1枚用意。肩掛けしたり羽織ったり、いろんな使い方ができるので便利です。

足元は、サンダルやスニーカーで軽やかにまとめると夏らしさがUPします。

8月中旬のおすすめ服装・コーディネート

続いて、8月中旬におすすめの服装を紹介します。真夏を快適に過ごせるコーディネートで、長く続く暑さを乗り切りましょう。

カジュアルコーデの場合

日差しが強い時期は、白のトップスを着ることが多くなってマンネリしがち。そこでおすすめなのが、あえてトップスに黒、ボトムに白を合わせるコーディネートです。

黒のTシャツは、汗で色が変わらないのもいいですね。

ふんわりと軽やかなスカートが涼しげなカジュアルコーデは、大人かわいい雰囲気。足元は、スニーカーやサンダルでラフに着こなすとすてきです。

きれいめコーデの場合

5分袖のワンピースは外も屋内も羽織りものなしで過ごせるので、この時期のきれいめコーデにぴったりです。

暗めな色のワンピースも、膝丈ならドレッシーになりすぎません。上品なサンダルやパンプスを合わせて、きちんと感のある着こなしを意識しましょう。

シンプルコーデの場合

暑い季節は、シンプルな着こなしでサマになるトップスが活躍してくれます。

フェミニンなデザインのブラウスは、カジュアルになりすぎず1着でおしゃれに着こなせる優秀アイテムです。

パンツと合わせるだけで手抜き感なく決まる、お出かけにぴったりなワンツーコーデです。

8月下旬のおすすめ服装・コーディネート

最後に見ていくのは、8月下旬のおすすめの服装です。もうすぐ秋とはいえまだ暑いこの時期。どんなコーディネートが適しているのでしょうか。

カジュアルコーデの場合

暑さのピークが過ぎた8月下旬からは、重ね着がマストなオーバーオールやサロペットの出番！

気温はまだ暑いので、足元は素足にサンダルでOKです。黒の分量を多めにしたら、ほんのり秋らしさのあるコーディネートに。

真夏に大活躍したボーダーTシャツは、まだまだ出番が続きそうですね。

きれいめコーデの場合

真夏と変わらないような、半袖トップスと足首が見える丈のテーパードパンツコーデも、秋色を選ぶだけでグッと雰囲気が変わります。

ネイビーやキャメルといったシックな色を使ったコーディネートで、秋らしく大人っぽく着こなして。

羽織りものをプラスするなら、カーディガンやリネンジャケットなど涼しげなものを選ぶのと良いでしょう。

シンプルコーデの場合

着るだけでコーデが決まるワンピースは、残暑厳しい季節のシンプルコーデにチョイスしたいアイテム。

秋を意識するなら、真夏を思わせるノースリーブより、フレンチスリーブなど肩が隠れるものを選ぶといいですね。

カーディガンやジャケットなど、羽織るものを選ばないベーシックなデザインのワンピースは、季節の変わり目のコーデに大活躍してくれます。

【番外編】北海道・沖縄の8月の服装のポイントは？

同じ8月でも、北海道と沖縄では気温に大きな差があります。

北海道の札幌は8月の平均気温が22.6度で、日中も26.8度ほど。湿度が低くカラッとしていて、過ごしやすい気候です。朝晩は20度を下回る気温になるので、軽い羽織りものは欠かさず持っておきたいですね。

沖縄の那覇の8月は、台風の影響で湿度が高めで暑く感じます。平均気温が29.3度で最高気温は32.1度。最低気温も27.2度と1日を通して暑いので、涼しい服装を選びましょう。紫外線が強いので、曇り空であっても紫外線対策はマストです。

さわやかな服装で暑い8月を乗り切ろう

暑さが厳しい8月は、服装選びが難しい時期です。

「暑さ対策」「紫外線対策」「冷房対策」など、気をつけたいポイントがたくさんあります。

さわやかな通気性の良い素材を使った服を活用して、暑い時期を快適に過ごせるような服装を選びましょう。

（文／ななこ、絵／さのまるこ）

※記事内に記載している気温は気象庁の気象データ（2013～2022年）から算出

※この記事は2023年07月28日に公開されたものです