お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

都会・郊外・田舎、住むならどこがいい? リアルな結果が明らかに……

#トレンドニュース

エボル

AlbaLinkが運営する「訳あり物件買取プロ」は、全国の男女500人を対象に「都会・郊外・田舎のいずれに住みたいか」についてアンケート調査を実施しました。

あなたは都会に住みたいですか、それとも郊外や田舎に住みたいですか?

「都市部なら通勤や遊びに便利だけど、家賃が高そう」「郊外や田舎は家賃が安めだけれど、不便のところもあるかも」など、それぞれにメリットとデメリットがあります。

そんな中、実施された今回の調査。どんな結果が得られたでしょうか。

約6割が「住むなら郊外」と回答

全国の男女500人に「住むなら、都会・郊外・田舎のどこがいいか」を聞いたところ、もっとも多かったのは「郊外(58.4%)」に。以降、2位「都会(27.6%)」、3位「田舎(14.0%)」との結果となりました。

「田舎だと不便だけれど、都会だとせわしないし物価も高い」と考える人が多いのではないでしょうか。「都会ほどではないけれど便利で、田舎ほどではないけれど自然があり土地や家賃も安い」ことから、郊外を選択している人が多いと考えられます。

郊外に住みたい理由、トップは「バランスがよくて住みやすい」に

「郊外に住みたい」と答えた292人に理由を聞いたところ、1位は「バランスがよくて住みやすい(108人)」でした。「交通アクセスがいいのに自然豊か」「静かだけど便利」など、都会と田舎のいいとこどりができる点を魅力だと感じている人が多いとわかります。

「ほどよく○○」「○○すぎない」といった回答も目立ち、「ちょうどよさ」を評価した人が多かったのも印象的です。「都会は便利だけど人が多すぎる」「田舎は自然豊かだけど不便すぎる」などと感じている人が多いことの表れかもしれません。

次ぐ2位は「交通の便が良い(86人)」、3位「買い物に困らない(62人)」、4位「静かで落ち着いている(41人)」でした。

都会に住みたい理由、1位は「買い物に困らない」

次に「都会に住みたい」と答えた138人に理由を聞いたところ、1位になったのは「買い物に困らない(53人)」に。2位「交通アクセスが良い(51人)」、3位「何をするにも便利(35人)」、4位「遊ぶ場所やイベントが多い(16人)」と続きます。

買い物や交通アクセスなど、生活する上での便利さを挙げた人が多数。また商業施設や医療機関が多いと、「自分が好きな施設を選びやすい」というメリットがあります。就職や進学の選択肢も広がりそうですね。

インフラが整備されており選択肢も多いのが、都会の大きなメリットだといえるでしょう。

田舎に住みたい理由、「自然に囲まれて暮らしたい」が1位に

続いて「田舎に住みたい」と答えた70人に理由を聞きました。その結果、もっとも多かったのは「自然に囲まれて暮らしたい(35人)」でした。2位「のんびり暮らせる(17人)」、3位「静かで落ち着いている(16人)」と続きます。

半数の人が「自然」を理由に挙げています。また田舎は人口が少ないため、のんびり落ち着いた雰囲気もありますよね。「せわしない暮らしが苦手」「リラックスして過ごしたい」という人が、田舎暮らしを求めているようです。

現在住んでいる地域への満足度、都会・郊外・田舎の違いは?

現在、都会・郊外・田舎に住んでいる人たちは、今のエリアに満足しているのでしょうか。アンケートをもとに、実際に住んでみて感じた「満足度」や「メリット・デメリット」を紹介しています。

<都会に住んでいる人の満足度は85.1%>

都会に住んでいる107人に「住んでいるエリアに満足しているか」を聞いたところ、「とても満足(25.2%)」「まあ満足(59.9%)」が合わせて85.1%という結果になりました。

・ほとんど徒歩で行動できるので、交通費がかからないうえに健康にも良い。自治体に財政的余裕があるので、公園などもしっかり整備されている(38歳 女性)
・通勤がラク。買い物の時間もかからず、効率的に生活できる(41歳 男性)
・どこに行っても混雑していて、生活するうえでのストレスが大きいと感じる。また街に自然が少なく、リフレッシュできる場所が少ない(29歳 男性)

都会ならではの「生活の便利さ」に満足している人が多数。都会には商業施設やレジャーの選択肢が多いため、休日をアクティブに過ごしたい人も満足できます。

またインフラに力をいれている自治体なら、都会でも自然を感じられるよう公園などが整備されていますよね。

<郊外に住んでいる人の満足度は87.4%>

郊外に住んでいる293人の満足度は、「とても満足(23.9%)」「まあ満足(63.5%)」が合わせて87.4%。都会に住んでいる人と同様に、満足している人が多いことがわかりました。

・自然や眺めのいい場所が残っています。一方で大型スーパーやレジャー施設が近くにあるので、買い物や遊びに困りません(43歳 男性)
・住宅街で公園が多く、自然が豊か。かつ生活に必要な商業施設や病院が近くにあり生活しやすい。電車で10分あれば都市にも行ける(62歳 女性)
・都市部へのアクセスはいいのですが、商業施設に不満があります。若者向けのお店がほとんどないので、自分の買い物は都市部まで行くようになりました(24歳 女性)

郊外については「便利さと自然環境のバランス」に満足している人が目立ちました。静かで落ち着いた環境でありつつ、買い物や医療機関にかかるときは便利なら、日常生活で困ることは少ないでしょう。

一方で「車がないと不便」「都会と田舎の悪いところを合わせたような環境」という声もありました。郊外への引越しを検討するなら「交通アクセス」「周辺の商業施設に入っているテナント」「インフラの整備状況」などをしっかりチェックする必要がありそうです。

<田舎に住んでいる人の満足度は44.0%>

田舎に住んでいる100人に住んでいるエリアに満足しているかを聞いたところ、「とても満足(10.0%)」「まあ満足(34.0%)」が合わせて4割強という結果に。田舎暮らしの満足度は都会や郊外に比べてかなり低く、不満を感じている人の方が多いとわかりました。

・交通の便が悪く、車が必須。給料が安い(26歳 女性)
・とにかく買い物が不便で、自家用車が必須。あってほしい店舗が遠いか、存在しない。病院も限られていて、何かあった時に頼れる場所が遠い(45歳 男性)
・里山の一軒家で、夜はまったく音がしません。生活音を気にしなくてよく、豊かな時間を過ごせます。徒歩圏内に店はありませんが、自転車で行ける場所にショッピングモールと図書館があり生活には充分。(54歳 女性)

「交通の便が悪い」「商業施設や医療機関が少ない」など、生活に不便を感じている人が多数。また最低賃金が安く設定されていたり求人が少なかったりと、仕事・収入面での不満を抱えている人もいました。

一方自然に囲まれた環境でゆったりした暮らしを楽しんでいる人も。「ある程度の不便を許容しつつ、ネット通販なども活用しながら田舎暮らしを楽しめる」という人には、良い環境なのでしょう。

まとめ

今回、全国の男女500人に都会・郊外・田舎のどれに住みたいか尋ねたところ、最も票を集めたのは郊外でした。住んでいる人の満足度がもっとも高かったのも、郊外です。

都会と田舎のいいとこどりができる点、自然豊かかつ静かでありながら生活に不便がない点に魅力を感じている人が多いとわかりました。

ただし郊外については「都会と田舎の悪いところを寄せ集めた感じ」という不満も寄せられています。

一口に郊外と言っても「新しく開発され、活気がある街」「開発から時間が経ち、高齢化が進んでいる街」などさまざま。引っ越しを検討する際には、それぞれの街の特徴までしっかりチェックする必要がありそうですね。

調査概要

調査対象:全国の男女
調査期間:2023年4月22日~23日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性309人/男性191人)
回答者の年代:10代 1.0%/20代 16.2%/30代 33.0%/40代 30.4%/50代 14.0%/60代以上 5.4%
URL:https://wakearipro.com/city-suburbs-country/

(エボル)

※この記事は2023年07月19日に公開されたものです

エボル

ネットを中心にさまざまなサービスやビジネスを創造する企業。特にコンテンツ開発分野においては、さまざまな分野で活躍する多彩なライター陣と経験豊かなエディターを中心に各ネットメディア向けて最適化された、品質の高いコンテンツを企画制作しています。マイナビウーマンではニュース記事を担当。
https://e-vol.co.jp
https://pro-web.jp

この著者の記事一覧 

SHARE