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【難読】“よする”じゃない?「与する」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「与する」の読み方です。

“よする”じゃないよね? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「与する」の読み方は?

「与」は関与、与党と読むので、“よ”という読み方は馴染みがありますよね。“与える(あたえる)”という読み方も知っている人が多いと思います。

しかし、送り仮名の「する」をつけて“よする”や“あたする”と読むのは、なんだか違和感がありますよね。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“くみする”と読みます。

「与する」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「与する」の意味は以下のように解説されています。

くみ・する【▽与する/組する】

[動サ変][文]くみ・す[サ変]仲間に加わる。味方する。同意する。「いずれの立場にも―・しない」「彼の提案に―・する」

仲間になる、同意するという意味合いで使われる言葉です。「与」を“くみ”と読むのが意外だったのではないでしょうか。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「与する」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。普段からよく使う言葉ではないかもしれませんが、漢字自体は馴染みがありますよね。

使われている漢字自体は難しくないですが、意外と読めそうで読めない言葉だと思います。間違えて“よする”と読んでしまってからでは遅いので、この機会に正しい読み方を覚えましょう。

(ななしまもえ)

※この記事は2023年06月28日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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