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【難読】“てそうる”じゃないですよ!「手繰る」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「手繰る」の読み方です。

“てそうる”ってなに? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「手繰る」の読み方は?

「繰」は操作、体操と読むので“そう”という読み方は馴染みがあると思います。「操る」は“あやつる”と読むので、“てあやつる”と読むのかな?と思った人もいるでしょう。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“たぐる”と読みます。

「手繰る」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「手繰る」の意味は以下のように解説されています。

た‐ぐ・る【手繰る】
[動ラ五(四)]

1 両手で代わる代わる引いて手元へ引き寄せる。「ザイルを―・る」

2 物事をそれからそれへと引き出す。一つ一つもとへたどる。「記憶を―・る」

[可能]たぐれる

漢字自体は難しいものではありませんが、少し変わった読み方でしたね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「手繰る」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「手」を“た”と読む言葉は他にもいくつかあるので、それに気づけたら読み方も想像できたかもしれませんね。

「手繰る」だけだと耳馴染みがないかもしれませんが、「手繰り寄せる」だと聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。歌の歌詞で登場することも多い言葉なので、気にしてみてくださいね。

(ななしまもえ)

※この記事は2023年06月26日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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