落ち着きがない人の特徴とは? 心理や直すコツを解説
落ち着きがない性格を直すコツ
落ち着きがない人は、その性格を直すことができるのでしょうか? 最後に、落ち着きがない性格を直すコツを紹介します。
(1)落ち着きがないことを自覚する
落ち着きがない性格を直すためには、まず自分で落ち着きがないことを自覚することが必要です。自分がどんな行動をしているのか分からなければ、何を改善していいか分かりません。
自分で気づくのが難しい場合は、誰かに指摘してもらうか、動画を撮影して自分で見てみるのもいいでしょう。
(2)動き出す前にまず考えるようにする
すぐに動くのは悪いことではありませんが、落ち着きがない性格を直したい場合は、いつもよりも考える時間を長く取ってから行動するようにしましょう。
話を最後まで聞いてから判断する、何かに取り組み始める時には準備をする、大丈夫か確認してからやる……。「考えすぎかな」と思うくらいでちょうどいいはずです。
(3)10秒我慢する
落ち着きがないことを自覚したら、まず落ち着くようにしましょう。おすすめなのは、10秒我慢することです。静かにしていることが苦手なら、黙って10秒目を閉じる。落ち着かずに貧乏ゆすりをしてしまう人は、10秒足をそろえて、手を膝に置いてみる。
やり方は自分に合ったものを見つけてみてください。10秒間は落ち着くためのおまじないのようなものです。
(4)周囲のペースに合わせる
落ち着きがない人は、周囲のことが見えなくなりがちです。これを改善するためには、行動のペースを周囲と合わせることを心掛けてみてください。
周囲に合わせるためには、自分の行動のペースを調整する必要があります。周囲に合わせた行動を取ることで、自分の行動を省みる機会になるはずです。
(5)ひとつずつ完成させる
気が散ってしまったり、集中力が切れてしまったりしがちな時には、ひとつひとつを確実に完成させることを意識しましょう。完成するまでは他のことに手をつけないようにするのです。
また、完成までのプロセスもひとつずつ積み上げていくようにしましょう。手順をひとつずつ確認する、ミスがないかチェックするなど、完成したら次に進むようにしてみてください。
最初は遅くてイライラするかもしれませんが、最終的には近道になるので、辛抱して取り組んでみるといいでしょう。
落ち着くためのルーティンを取り入れてみよう
「落ち着きがない」と言われた時には、自分の行動を省み、どんな時に落ち着きがなくなるのか自覚しましょう。
落ち着きがない時の行動と理由が分かったら、落ち着くためのルーティンを取り入れることで、落ち着きがない状態を改善できるはずです。
大事なのは、冷静になること。落ち着いてひとつずつクリアしていきましょう。
(神戸 梛来)

落ち着いている人の特徴と付き合い方について解説します。
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※この記事は2023年05月31日に公開されたものです