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【難読】なんの魚?「柳葉魚」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「柳葉魚」の読み方です。

なにこれ? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「柳葉魚」の読み方は?

「柳葉魚」は、そのまま読むと“やなぎはうお”や“やなぎはぎょ”となりますが、そんな読み方はしませんよ。

絶対に食べたことがあると思う、ある魚の名前なんですが、一体なんと読むのでしょうか。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ししゃも”と読みます。

「柳葉魚」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「柳葉魚」の意味は以下のように解説されています。

ししゃも【柳=葉=魚】

《アイヌ語から》キュウリウオ科の海水魚。全長約15センチ。体は細長く側扁する。背側は暗黄色、腹側は銀白色。秋、北海道の太平洋沿岸の河川に上って産卵する。美味。《季 冬》

「柳葉魚」を“ししゃも”と読むのは、意外過ぎてびっくりした人もいるでしょう。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「柳葉魚」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「柳葉魚」を“ししゃも”と読むのは不思議かもしれませんが、アイヌの神様によって“柳の葉”から作られた魚、というアイヌ民族の言い伝えから来ていると言われているんですよ。

身近な言葉も、漢字の由来や成り立ちって案外知りませんよね。これからは、スーパーなどで「柳葉魚」を見かけたときは、「柳葉魚」という漢字を思い出してみてください!

(ななしまもえ)

※この記事は2023年05月31日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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