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壮絶な別れ方をした話

#私とわたしの話

もちろんいつもは「私」。でも、あのときは「わたし」だったかも。私は一人だけど、いつもと違う「わたし」になりたいとき、なぜかあのときだけ勇気を出せた「わたし」、ちょっとだけ大胆になれた「わたし」。この連載では、マイナビウーマンの読者たちが綴ってくれたエッセイ「私とわたしの話」をお届けします。

今回のテーマは「壮絶な別れ方をした話」。読者の方々が綴ってくれたエピソードの中から3つのお話をご紹介します。

不倫相手の奥さんが目の前に

私が結婚している男性と関係を持っていたときの話です。

定期的に、夜食事をしてホテルに行って……
という時間を過ごしていたのですが、
ある日、恐ろしい出来事が起こりました。

夜中、二人でコンビニに行こうと部屋を出て
ホテルのエントランスに通りかかると、
なんと受付に彼の奥さんの姿が……。
受付のスタッフに詰め寄り
「旦那は何号室に泊まっているんですか?」と
聞き出そうとしている様子でした。

後から聞いたところ、
奥さんは、GPSで彼がホテルにいることを知り
乗り込んできたそうです。

その夜、私は慌ててホテルを出て行ったあと
彼とは会っていません。

(32歳・IT関係)

ホテルで修羅場にならなくてよかったです……。やっぱり不倫はよくないですね。ハラハラドキドキのエピソードでした。

 

夢追い人の末路

友達以上恋人未満のような関係で、
頻繁に会っている男性がいました。

彼は、世界一周にも行くような自由奔放な人。
将来の大きな夢も持っていて、よく私に熱弁してくれました。
そんな彼の夢追い人なところにも、私は惹かれていました。

よく会っていましたし仲良く過ごしていましたので
私としては、もう「ほぼ付き合っている」ぐらいの気持ちでした。
もし付き合っていなかったとしても、
きっと近いうちに告白されて、付き合うことになるだろうと。

でも突然、それとは“真逆の告白”を受けたのです。

「子どもができたから結婚することになった」

どうやら彼には、私のような関係の女性が他にもいて
その人との間に子どもができて、
結婚することになったとのことでした。

私に語ってくれていた夢の行方は、
どうなったのでしょうか。

(28歳・営業職)

わらる。女性なら誰しも一度は、自由奔放な男性に惹かれた経験があるもの。彼は今も夢を追い続けているのか気になりますね。

 

同棲マンションからの脱獄

私には同棲中の大好きな彼がいました。
依存体質だった私は、彼にどっぷり……。
束縛したり、愛情を求めまくったり
超メンヘラだったと思います。

そんな私に嫌気がさした彼は
何度も私に「別れたい」と告げてきたのですが
私は断固拒否。絶対に家から逃がすまいと
彼の行動を常に見張っていました。

でもある日、朝起きると
彼の姿も、彼の荷物も、
部屋から忽然と消えてしまっていたのです……。

真相はかなり後になってから
彼に明かしてもらいました。

私から簡単に逃げられないと悟った彼は、
毎日のようにスーパーやコンビニから段ボールを集め、
マンションの下の隠れたスペースに貯めていたそう。
そして、あの夜、私のことを起こさないように
少しずつ自分の荷物を下に運び、箱に詰め、
箱をコンビニで実家に発送したのです。

まるで刑務所からの脱獄のような、
地道で緻密な計画に驚きました……。

今は、彼にそこまでさせてしまったことに
ごめんなさいの気持ちでいっぱいです(笑)。

(27歳・医療関係)

お話を聞いていて、映画の「ショーシャンクの空に」を思い浮かべました……。彼の脱獄が成功してよかったです(笑)。

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2023年1月20~22日
調査人数:100人(20~30代の女性)

※この記事は2023年01月30日に公開されたものです

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