【難読】“やまちゃばな”ってなに!?「山茶花」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「山茶花」の読み方です。
なんの花? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「山茶花」の読み方は?
「山茶花」は、そのまま読むと“やまちゃばな”、“さんちゃか”となりますが、そんな言葉は聞いたことがないですよね。
童謡にも登場する花の名前なので、きっと一度は聞いたことがあると思うんですが、分かりますか?
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“さざんか”と読みます。
「山茶花」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「山茶花」の意味は以下のように解説されています。
さざん‐か〔‐クワ〕【▽山▽茶花】
《「さんさか」の音変化》ツバキ科の常緑小高木。九州・四国の山地に自生。葉は楕円形で両端がとがる。晩秋のころ白い花をつけ、散るときは花びらがばらばらに落ちる。種子から油をとり、材で器物を作る。園芸・観賞用としても栽培され、赤花・八重咲きなどの品種がある。《季 冬》「―のここを書斎と定めたり/子規」
「たきび」という童謡で「さざんか さざんか さいたみち」という歌詞があるので、口ずさんだことがある人も多いのではないでしょうか。漢字では「山茶花」と書くんですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「山茶花」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「山茶花」は、それぞれの漢字は簡単ですが、合わさることで難しい読み方になりましたね。
山茶花は冬の季語として使われる言葉で、ちょうど今の時期に咲いている花です。せっかくなので漢字を覚えつつ、身近に咲いていないか探してみてはいかがでしょうか。
(ななしまもえ)
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※この記事は2022年12月29日に公開されたものです