【難読】“なれじか”ではありません!「馴鹿」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「馴鹿」の読み方です。
“なれじか”って一体なに? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「馴鹿」の読み方は?
「馴」は、馴れ初めや馴れ合いと読むので、“な(れ)”という読み方は知っている人もいますよね。「鹿」は、そのまま“しか”という読み方をすることが多いと思います。
では、二つを合わせて“なれじか”と読むのでしょうか?
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“トナカイ”と読みます。
「馴鹿」の意味と使い方
『漢字ペディア』によれば、「馴鹿」の意味は以下のように解説されています。
トナカイ【▲馴鹿】
シカ科の哺乳(ホニュウ)動物。北極付近のツンドラ地帯にすみ、家畜化されている。体は褐色で、雌雄ともに角がある。肉と乳は食用。
「ジュンロク」とも読む。
以前、「トド」に漢字表記があるというお話をしましたが、「トナカイ」にも漢字があるんです。
クリスマスが近づいてくるとモチーフとして目にする機会が増えますが、漢字は初めて見たという人がきっと多いですよね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「馴鹿」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。読み方から漢字をイメージしにくいですが、漢字の由来は「人に慣れた(家畜にすることが可能な)鹿」という意味だそうです。
「トナカイ」以外に「じゅんろく」という読み方もしますが、「トナカイ」の方が馴染みがありますよね。動物を表す漢字は、ほかにも変わった読み方をするものが多いので、気になる人は調べてみてください!
(ななしまもえ)
◆Check!
※この記事は2022年12月04日に公開されたものです