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【難読】“せつえる”ってなに?「設える」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「設える」の読み方です。

“せつえる”じゃないよね? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「設える」の読み方は?

「設」は設計、建設と読むので、“せつ”という読み方は知っている人が多いでしょう。

しかし、これに送り仮名の「える」をつけて“せつえる”と読むのは、さすがに違和感がありますよね。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“しつらえる”と読みます。

「設える」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「設える」の意味は以下のように解説されています。

しつら・える〔しつらへる〕【▽設える】
[動ア下一][文]しつら・ふ[ハ下二]《「しつらう」(四段)の下一段化》

1 こしらえ設ける。備えつける。「庭に物置を―・える」「部屋に飾り棚を―・える」

2 部屋などを整え、飾りつける。「洋風に―・えた客間」

設置する、飾りつけるという意味合いで使われる言葉です。読み方が分からなくても、漢字から意味が想像しやすかったかもしれませんね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「設える」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。普段からよく見る漢字ですが、送り仮名によって意外な読み方になりましたね。

なんとなく漢字から意味をイメージできても、自信を持って読めない言葉ってありますよね。意味が分かるからこそ、正しい読み方を知っておきたいところです。

(ななしまもえ)

※この記事は2022年12月03日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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