【難読】“くちあそむ”ってなに?「口遊む」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「口遊む」の読み方です。
なにこれ? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「口遊む」の読み方は?
「口遊む」は、そのまま読むと“くちあそ(む)”になると思いますが、そんな言葉は聞いたことがないですよね。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“くちずさむ”と読みます。
「口遊む」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「口遊む」の意味は以下のように解説されています。
くち‐ずさ・む【口▽遊む】
[動マ五(四)]
1 詩や歌などを思いつくままに口にしたり歌ったりする。「懐かしの歌を―・む」2 うわさをする。
「不義淫乱の噂を―・めば」〈当世下手談義・五〉
「口ずさむ」と表記されることが多いですが、全部を漢字で書くと「口遊む」となるんですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「口遊む」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。お気に入りの歌や耳に残った曲を口遊んでしまう時、きっと誰でもありますよね。
「口遊む」と似ている言葉に「鼻歌」がありますが、実は微妙に意味合いが違います。それぞれ「口」と「鼻」がつくところからイメージすると、違いがわかりやすいかもしれません。ぜひ、どう違うのか考えてみてくださいね。
(ななしまもえ)
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※この記事は2022年11月18日に公開されたものです