お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

【難読】“ふとだ”じゃない!?「太だ」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「太だ」の読み方です。

“ふとだ”ってなに? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「太だ」の読み方は?

「太」はそのまま読むと“ふと(い)”ですよね。康太や太一など人の名前によく使われているので、“た”という読み方も馴染みがあると思います。

しかし、これに送り仮名の「だ」をつけて“ふと(だ)”や“た(だ)”と読むのは、なんだか違和感がありませんか。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“はなはだ”と読みます。

「太だ」の意味と使い方

『漢字ペディア』によれば、「太だ」の意味は以下のように解説されています。

はなは-だ【△太だ】

程度が大きく、激しいさま。ひどく。

たいへん、非常に、という意味合いで使われる言葉です。

意外な読み方ですが、聞いたことがある人はいたのではないでしょうか。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「太だ」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。普段からよく見る馴染みのある漢字ですが、送り仮名によって意外な読み方になりましたね。

実は、意味も読み方も一緒の「甚だ」という言葉があるのですが、そちらの方は知っていたという人もいるかもしれませんね。
簡単そうで意外と読めない言葉ですが、この機会に「甚だ」と合わせて覚えましょう!

(ななしまもえ)

※この記事は2022年11月09日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

この著者の記事一覧 

SHARE