気になる現状。ミレニアル世代の4人に1人が投資や資産運用を始めていると回答
ミレニアル世代向けコミュニティブランドを運営するSHEは、「SHElikes(シーライクス)」・「SHE money(シーマネー)」を利用する女性受講者を対象に、「 “どうする?どうやって乗り越える?” 物価上昇調査」を実施し、600名から得た回答結果を発表しました。
物価上昇を実感している女性は92.5%、身近な食品で実感
資源価格の高騰や円安による輸入品の値上がりなどにより、消費者物価指数が2%を越えた2022年4月以降、ミレニアル世代の女性のうち、約92%が物価上昇を実感しています。
物価上昇を感じるカテゴリは「食品(95.5%)」「生活用品(54.6%)」「光熱水道費(51.3%)」に次ぎ、「娯楽費(24.2%)」という結果になりました。
また、以下のようなコメントが集まりました。(原文まま)
・「食品!どれもこれも値上げしているので、チリツモで結果出費かさんでいます(ToT)」
・「オール電化かつペット環境維持のため常に稼働するので電気代上昇は厳しい」
・「子供の習い事の値上がり(毎月必ずかかるもので節約のしようが無いので)」
・「海外旅行費&燃油サーチャージ。せっかく海外行ける感じになってきたのに、高くていけません」
・「一番モチベーションすら削られるという意味ではアパレル・コスメです。これまでと同じ値段では安っぽいデザイン・素材のものしか手に入れられない」
収入アップを目指し、67.3%の女性が行動!
物価上昇に対し、収入アップしている人はわずか約3.8%という結果に。収入アップを目指し、67.3%の女性が行動しています。
行っていることは「スキルアップに向けた勉強(74.7%)」「副業(30%)」「投資(28.3%)」に次ぎ、「転職活動(27.3%)」という結果になりました。
一方、収入アップに向けて現時点では動けていないが、今後動きたいと思っている人が78%と、前向きな様子がうかがえます。
資産運用や投資を意識した女性は65.8%で、すでに行動している人は26.5%
収入アップが見込めないことからか、岸田政権の「貯蓄から投資へ」という資産所得倍増計画の影響もあり、4人に1人が投資や資産運用を実施していることがわかりました。
また、79.2%の女性がお金の勉強を意識しており、今後、学んでいきたいものとして、以下のようなコメントが集まりました。現在、学校の授業でもお金について勉強を行っているため、親として勉強したいという声も見受けられました。(原文まま)
・「元手になる資金がない為、自分のライフスタイルに合った資金を用意する節約法を知りたい」
・「住宅は購入するべきか賃貸にするべきか、老後必要な資金などについて」
・「現状、既に始めている人が注意するべき点(ここ数年で変わった制度や導入されたことなど)や、見直しをする時に何処に重点を置いて見るべきか」
・「今の子供は投資の勉強を学校でできるときき羨ましく思っています。私も同じような授業受けたいです」
物価高騰に比例した、収入がアップが見込めないなかで、投資の知識は必要なのかもしれませんね。
調査概要
調査方法:インターネット
調査対象:女性 (20歳以下 0.3%、21〜25歳 19.5%、26〜30歳 32.5%、31〜35歳 26%、36〜40歳 12%、41歳〜45歳 5.8%、46歳以上 3.8%)
回答者数:n=600
調査期間:2022年8月26日〜8月28日
調査内容分析:SHE
※調査結果は小数点以下第2位を四捨五入しています。
(エボル)
※この記事は2022年10月28日に公開されたものです