お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

周りと比べて焦った時に。窪田正孝が教える「焦燥感を吹き飛ばす生き方」

【特集】自分だけの"推し"の見つけかた

マイナビウーマン編集部

“何者か”になろうとしなくていい

――本作には学生時代の思い出のシーンだけではなく、主人公が大人になっていく中で感じる焦りや迷いがリアルに描かれていますよね。なかでも、働き出してから“自分は何者でもない”ということに気がついて悩むたまみには共感する方は多いと思います。

“何者か”になろうとしなくてもいいと思いますよ。

その人が生まれてきただけで個性は成立していて、僕たちが空気を吸うのと同じように、いるだけで個性はあると思います。

だから、そこにプラスアルファ付け足す必要があるのかな? むしろ能力がないことが能力なんじゃないかなって。武器を持ったことで背負うものがあるし、それは人それぞれだと思うんですけどね。

ただ、「誰かになりたい」とか「あの人を目指したい」というのはすごく大事。そういう意味でライバルがいることは絶対いいことだと思います。でも、一番は自分が“本当にどうしたいのか”というのを見失わないことが大事ですね。

――もし、珠美のように悩んでいる女性が近くにいたら窪田さんならどんな言葉をかけますか?

サウナ行って整ってみたら? って言うかも(笑)。

――すごくサッパリした言葉ですね(笑)。

そんな重く考えてもしょうがないと思うんです。悩みは人それぞれつきないとは思うけど、焦らなくてもなんだかんだなんとかなるんじゃないかな。

結果、人生で振り返ってみると、早送りしたら場面にも映らないくらい一瞬なことなんですよ。宇宙から見たらチリ以下なんですよね。と、思ったら狭く考える必要はないのかな。

――なるほど。迷ったり悩んだりした時は、焦らず“なんとかなる精神”を持つのが大事ということですね。

先日、仕事でベネチアに行って共演者の荷物がなくなるという珍事件があったのですが、結果、周りの方のサポートもあってなんとかなったんですよ。だから、何かが起きても大丈夫(笑)。あくまで僕なりの考えですけど、何事も「なんとかなる」って思うことをおすすめします!

Amazon Originalドラマ『モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~』

ニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたコラムを基に、愛にまつわるさまざまな物語を描いたAmazon Originalドラマ『モダンラブ』。

2019年にアメリカで制作され世界中で大きな話題を呼んだ同作が、舞台を東京に移して描かれる『モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~』に、日本を代表するキャストと映画監督陣が集結!

本作で描かれる7つの物語では人の営みを紡いできた“東京”の街を舞台に、マッチングアプリでの出会いやセックスレス、シニアラブや国境を越えた恋など、現代ならではの多様な愛と人々の絆を映画界の第一線で活躍する監督たちが描きます。

配信日:2022年10月21日
話数:全7話(実写6話、アニメーション1話)
キャスト:水川あさみ、前田敦子、榮倉奈々、柄本佑、伊藤蘭、石橋凌、成田凌、夏帆、永作博美、ユースケ・サンタマリア、ナオミ・スコット、池松壮亮、黒木華、窪田正孝 他
ショーランナー:平柳敦子
監督:平柳敦子/廣木隆一/山下敦弘/荻上直子/黒沢清/山田尚子
脚本:平柳敦子/黒沢久子/龍居由佳里/荻上直子/黒沢清
※平柳監督の柳は木辺に夕卩、の柳が正式表記

©2022 Amazon Content Services LLC All Rights Reserved
作品ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/B0B6T3R3TL

※この記事は2022年10月28日に公開されたものです

SHARE