困り眉とは? メイクで改善できる? 整え方・書き方を解説
困り眉とは、眉尻が眉頭よりも低い位置まで下がっている眉毛のこと。かわいいと捉える人がいる一方、頼りない印象を抱く人もいます。本記事では、困り眉を改善する整え方や眉メイクについて紹介します。
困り眉とは、眉尻が下がっていてハの字状に見える眉毛。下がり眉と呼ばれることもあります。
困っているような表情がどこかあどけなく見えるため、「かわいらしい」「守ってあげたい」というポジティブなイメージを持っている人も少なくないでしょう。
とはいえ、困り眉さんの中には「悲しそうに見える気がする」「もっと元気な印象にしたい」と気にしている人もいるようです。
そこで今回は、困り眉をカバーするための整え方や書き方について解説します。
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困り眉とは? 特徴や印象を解説
まずは困り眉の特徴や印象を押さえておきましょう。
(1)眉尻が眉頭下側より下がっている
困り眉は、眉尻の位置が眉頭の下側より下がっているのが特徴です。
「困り眉」の名の通り困っているように見え、か弱くてはかない印象になりやすいでしょう。ふんわりしたかわいらしいメイクとは相性が良いといえます。
(2)眉山がほとんどない
困り眉は眉頭から眉尻までハの字に下がっているため、眉山がほとんどない場合も。
そのため、メリハリがあるというよりはどこかあどけない顔立ちに見えやすいでしょう。
(3)元気がない印象を与えやすい
困り眉のかわいらしい雰囲気にメリットを感じる人がいる一方、自信や元気がない印象を受ける人もいるようです。
そのため、元気でな雰囲気を演出したい時は、眉毛が下がりすぎないよう調整した方が良いかもしれません。
(4)顔の重心が下がって見える
困り眉だと、顔の重心まで下がって見える場合があります。
眉尻が下がっているので、その眉尻に引っ張られるように顔の重心が下へ下へと落ちているように見えるのです。
困り眉を目立たなくする整え方
困り眉にはメリットもありますが、「困り眉を解消してアーチ眉や平行眉にしたい!」と考えている人もいるでしょう。
そこでここからは、困り眉を目立たなくするための整え方を紹介します。
STEP1:理想とする眉毛の形を書く
眉の形を変える時は特に、切りすぎ・剃りすぎのリスクが高まります。それを防ぐため、まずは理想とする眉毛の形を書きましょう。
眉頭・眉山・眉尻を以下の位置に設定すると、自然な美眉に見えやすいですよ。
眉頭
・目頭の真上~2mm程度内側
眉山
・黒目の外側~目尻の延長線上(眉全体の2/3くらい)
眉尻
・小鼻と目尻を結んだラインの延長線上
・眉頭の下側と同じくらいの高さ
アイブロウペンシルorリキッドアイブロウで上記の位置に印をつけてから輪郭を取ると、狙った形に仕上げやすいでしょう。
特に大事なのが眉山です。困り眉さんは眉山がない場合も多いため、意識して眉の一番高い位置に書いてみてください。
STEP2:眉毛の輪郭外にある毛を切る
理想の形に下書きできたら、その外側にある毛を眉ハサミで切っていきます。
この部分が目立つと眉の形が崩れて見えるため、根本から短くカットしてOKです。
STEP3:眉頭上側&眉尻の毛を切る
困り眉を目立たなくする作業はここからが本番です。
先ほども述べたように、困り眉の特徴は眉尻が眉頭下側より下がっていること。
この状態を軽減してフラットな形に見せるには、眉頭の上側と眉尻の毛をカットするのが有効です。
切る時は、まず眉頭は上向き、眉尻は下向きに、コームで軽く押さえます。そして、最初に書いた眉の輪郭からはみ出た分を切りましょう。
ここで手っ取り早くシェーバーや毛抜きを使いたくなる人はいるかもしれません。
しかし、剃り方や抜き方を間違えると、眉毛がまばらになったり極端に短い「まろ眉」になったりするリスクもあるため、できる限りカットだけで対応するのが無難です。
切るだけだとカバーしきれない部分は、メイク時にコンシーラーを塗るのも手。
それでもどうしても剃ったり抜いたりしたい時は、やりすぎないようこまめに鏡で確認しつつ、慎重に進めてくださいね。
▶次のページでは、顔型別の似合う眉毛、困り眉さん向けの眉毛の書き方を紹介します。