【第10回】冷えに効果的なツボ「八邪」
頭痛に冷え、腰痛など、働く女性を悩ませるさまざまな不調。仕事中に突然襲ってくる不調を対処したくても、なかなか難しいもの。そんなお悩みを抱えた方に向けて、ボディバランス整体師の吉田佳代さんが、1日たった10秒押すだけでリフレッシュできるツボを伝授。お仕事の合間に、レッツ・リフレッシュ!
働く女性を悩ませるさまざまな不調。第10回のテーマは、これからの季節の女性の大敵「冷え」に効果的なツボです。具体的にどのツボをどのように押せばいいのか、ボディバランス整体師の吉田佳代さんに解説していただきます。
第10回のお悩み「冷え」
八邪(はちじゃ)
指と指のつけ根の間「水かき」と呼ばれる場所に左右8箇所あります。こぶしを握ったときにへこむ部分です。
ツボの押し方
右手の親指と人差し指で、左の指と指の間にあるツボ4箇所を1箇所ずつ水かき部分を挟むようにして摘んで、1箇所7秒押して刺激し、3秒かけてゆるめます。反対側も同様に4箇所刺激します。
得られる効果
八邪は冷えに効果的なツボとして有名なツボです。寒さが厳しくなると手がかじかんで抹消の循環が悪くなり、冷えて仕方がないという方やしもやけでお悩みの方もいますが、そんな時におすすめのツボが八邪です。ツボを刺激すると血行が良くなり、冷えが改善されじわじわと温まってきます。手の痺れや腫れ、痛みにも効果的です。また、体内に水分が溜まりやすいタイプの方は、手のむくみ解消につながるのでぜひ試してみてください。
手の冷えにお悩みの方はぜひ試して
冬にかけて気になる「冷え」問題。手が冷えて仕方ないという方は「八邪」を刺激して、血流アップを心掛けましょう。さらに手のむくみにも効果があるというのもうれしいポイント。知っておくとこれからの季節に重宝するツボです。お悩みの方はぜひ試してみてくださいね。
◆Check!
(文:吉田佳代、イラスト:のがみもゆこ)
※この記事は2022年10月19日に公開されたものです