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【難読】なんて読む!? 「欺瞞」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「欺瞞」の読み方です。

なにこれ? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「欺瞞」の読み方は?

「欺」は詐欺と読むので “ぎ”という読み方は知っている人もいますよね。しかし、「瞞」という漢字は初めて見たという人も多いかもしれません。

さて、二つを合わせてなんと読むのでしょうか。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ぎまん”と読みます。

「欺瞞」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「欺瞞」の意味は以下のように解説されています。

ぎ‐まん【欺×瞞】

[名](スル)あざむくこと。だますこと。「―に満ちた言動」「国民を―する」

読み方は難しいですが、“ぎまん”と読むんですね。

ちょっとした嘘や冗談ではなく、相手に重大な損失を与えたり、損失を隠したりといった、明確な意図を持って相手をあざむく状態を表します。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「欺瞞」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。実は、「欺」も「瞞」も両方ともあざむく、だますという意味合いの漢字になります。同じ意味を持つ漢字を合わせて強調しているので、軽い冗談や嘘には使わないんですね。

普段の会話で使うことはなくても、新聞やニュースに登場する機会はある言葉です。なんとなく読んでいた、意味がよく分からず聞いていた、なんて人はこれから気にしてみてくださいね。

(ななしまもえ)

※この記事は2022年10月04日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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