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【難読】“そまつ”じゃありません!「些末」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「些末」の読み方です。

“そまつ”かな? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「些末」の読み方は?

「末」は、未来、結末と読むので、“み”、“まつ”という読み方は馴染みがありますよね。「些」は、些細と読むので、“さ”という読み方を知っている人もいるでしょう。

では、二つを合わせてなんと読むのが正しいのでしょうか。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“さまつ”と読みます。

「些末」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「些末」の意味は以下のように解説されています。

さ‐まつ【×瑣末/×些末】

[形動][文][ナリ]重要でない、小さなことであるさま。些細 (ささい) 。「―な事柄」

わずかな、取るに足りないことを表す言葉です。聞いたことがある人もいたのではないでしょうか。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「些末」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。実は、「些末」を調べると一緒に出てくる「些細」という言葉は、同じ意味合いですが若干ニュアンスが異なるようです。

「些末」は、本筋とは関係ない末端のわずかなこと、「些細」は細かくて取るに足らないこと、という意味合いだそうですよ。ほんの少しの違いなのに、異なる言葉が存在するなんて、漢字の奥深さを感じますよね。

(ななしまもえ)

※この記事は2022年10月03日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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