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【難読】“ろんう”ってなに?「論う」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「論う」の読み方です。

“ろんう”じゃないよね? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「論う」の読み方は?

「論」は結論、論争と読むので、“ろん”という読み方は知っている人が多いですよね。

しかし、これに送り仮名の「う」をつけて“ろん(う)”と読むのは、なんだか違和感がありませんか。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“あげつらう”と読みます。

「論う」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「論う」の意味は以下のように解説されています。

あげ‐つら・う〔‐つらふ〕【▽論う】

[動ワ五(ハ四)]物事の理非、可否を論じ立てる。また、ささいな非などを取り立てて大げさに言う。「人の欠点をいちいち―・う」

[可能]あげつらえる

相手の細かなことをとりあげて批判する、という意味合いで使われる言葉です。

読み方は分からなくても、聞いたことがある人はいたのではないでしょうか。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「論う」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。馴染みのある漢字ですが、送り仮名によって意外な読み方になりましたね。

読めそうで読めない言葉かもしれませんが、目にした際にサラッと読めるよう正しい読み方を覚えておきたいですね!

(ななしまもえ)

※この記事は2022年10月01日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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