ウィズコロナ時代、63%が「副業をしたい」。やってみたい副業は1位は?
MDMは、自社メディアの読者およびSNSフォロワー856名に「テレワーク環境での副業に関するアンケート」というテーマでアンケート調査を実施し、結果を公開しました。
勤務している会社で現在テレワークを実施している?
「勤務先に出勤して仕事をしている」が全体の35.5%にのぼり、「勤務先の出勤とテレワークの両方」が12.5%、次いで「テレワークで仕事をしている」が11.3%、「今は仕事を休んでいる」が9.9%、「働いていない」が30.7%でした。
「テレワークの環境はない/働いていない」の回答が45.3%となり、「以前から環境があって、利用できる制度も整っている」の回答が16.6%、「以前から環境はあったが、利用できる制度が整っていない」の回答が6.2%、「最近テレワークの環境ができた」の回答が12.9%、「わからない」の回答が19.0%でした。
副業をしたいと思う? 副業に取り組める時間は何時間?
「副業したいと思う」と答えた人が63.2%で、もう「副業している」と答えた人が9.0%、「副業したいと思わない」と答えた人が27.8%でした。
前問で「副業をしたいと思う」「副業をしている」と回答した人に、副業に取り組める(取り組んでいる)時間を聞くと、「週5~20時間」が最も多く45.8%、「週1~5時間」が43.9%、「週10~40時間」と回答した人が10.4%でした。
やってみたい副業はなに?
クラウドソーシングで比較的案件が多い副業を6種類挙げて、アンケート回答者にやってみたいと思うものから順位付けしてもらいました。上記ランキングは1位から3位の割合の合計で計算しています。
1位.動画撮影・動画編集
2位.ホームページの制作関連(デザイン・バナー作成)
3位.プログラミング・開発
4位.記事執筆・翻訳
5位.イラスト・漫画制作
6位.マーケティング・web集客のコンサル
中でもやってみたいと思う副業で1位に「動画編集」を選んだ回答者は全体の40.1%となりました。次いで上位1~3位に選ばれることが多かったのはホームページの制作関連(デザイン・バナー作成)となりました。
すでに副業をやっている人は、何の副業をしている?
アンケート回答者が現在実施している副業は、「動画撮影・動画編集」に続き、「記事執筆・翻訳」、「イラスト・漫画制作」が上位となっていました。
またこのデータから「やってみたい副業」の上位であった「ホームページの制作関連(デザイン・バナー作成)」は、実際取り組んでいる人が少ないというのも分かりました。
割合として多かった「その他」の内訳には物販、せどり、ブログ作成、ポイントサイト運営、モノづくり、仮想通貨やFX投資、ジャンク品修理販売、デジタル書籍の校正などが目立ちました。
副業をしたいと思わない、その理由は?
Q3.で「副業をしたいと思わない」と回答した人(238人)にその代表的な理由を挙げて選んでもらいました。
すると「副業をする時間がない」が最も多く32.8%、次いで「自分に合う副業が見つからない」が28.6%、「税金の手続きが面倒そう」が17.2%、「勤務している会社が副業を禁止している」が11.3%、「本業(の収入)に満足しているので副業する必要がない」が10.1%となりました。
フリーランスやクリエイターに人気が高いアイテム5つを挙げて、アンケート回答者に今欲しいものから順位付けしてもらいました。上記ランキングは1位から3位の割合の合計で計算しています。
1位.デスクトップパソコン
2位.ノートパソコン・タブレット
3位.パソコンデスク・ワーキングチェア
4位.カメラ(webカメラ・一眼カメラなど)
5位.オーディオ・音響関連機器
中でも欲しいと思うもので人気1位に選ばれたアイテムは「デスクトップパソコン」で、全体の77.1%となりました。次いで上位1~3位に選ばれることが多かったのは「ノートパソコン・タブレット」と「パソコンデスク・ワーキングチェア」なりました。
まとめ
今回の結果を受けて、同社では以下の分析を行っています。
副業は勤務終了後の限られた時間で取り組み、成果を出すために作業環境をしっかり整えたいと考える方が多いのではないかと想定しています。
昨今はデスクトップパソコンよりもノートパソコンのほうが国内出荷量が多くなっていますが、個人利用の副業となるとデスクトップパソコンも視野に入れている方が少なくないのかもしれません。
副業で人気のある「動画編集」では、ある程度性能の良いパソコンが必要になります。
そういった用途に限るとデスクトップパソコンのほうがコストパフォーマンスが依然として高いため、今回のアンケート結果も頷けます。
また、パソコンデスク・ワーキングチェアが「テレワーク環境や副業・本業を充実させるために欲しいもの」として1位に選ばれる割合は少なかったものの、2位・3位に選ばれる割合が多かったのも注目しています。
今後テレワークを推進する企業が増えることで、個人向けのオフィス家具市場の販売数も堅調に推移すると予想しています。
調査概要
調査期間:2022年8月1日〜8月10日
アンケート設計:MDM
調査方法:インターネット調査
調査対象者:自社メディアの読者およびSNSフォロワーの中から856名
※856名の回答者のうち東京都在住者が13.0%。次いで千葉県・埼玉県・神奈川県・大阪府・愛知県・北海道・兵庫県が多く(6.7~4.0%)年齢は20~24歳が18.1%、30~34歳が16.4%、25~29歳が15.7%と続きます。なお、男女の割合は89.0%が男性で10.2%が女性となっています。
https://jmplanning.net/online-survey-20220824
(エボル)
※この記事は2022年09月06日に公開されたものです