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「ひとりが好き」な女性の心理と相性のいい男性の特徴

小日向るり子

ひとりって気楽ですよね。今では「おひとりさま」という言葉も定着し、女性がひとりでも入りやすい飲食店も増えました。でも、ふと「ひとりも好きだけど結婚はしたい!」と思ったり「一生ひとりでいるのは寂しいかも」と不安になったりする瞬間もあるのではないでしょうか。

今回は、ひとりが好きな女性の心理に焦点をあて、ひとりが好きな女性と相性のよい男性、さらに結婚までを考察までしてみたいと思います。

ひとりが好きなのはなぜ?

人は、産まれたときは究極のナルシスト状態です。なぜなら「自分」と「他人」の区別ができていないから。そのため誰に配慮することもなくおなかがすけば泣き、オムツが濡れればまた泣き、ほしいものが手に入らなければぐずったりします。

愛のベクトルが自分の方向にしかないのです。しかし成長するに従って、人は自分以外に「他人」という存在があることを知り、その世界に愛の対象を求めるようになります。

しかし、それが何らかの理由によって退行をおこすとまた愛の矛先が他人から自分に向くようになります。

少し難しい書き方をしましたが、退行をおこして他人より自分を大事にする状態が大人の「ひとりが好き」という心理の正体です。ではどんな理由が愛情の退行をおこしうるのでしょうか。

ひとりが好きな女性の特徴

以下に「愛情の退行」をキーワードにしてひとりが好きな人の特徴をあげて解説していきたいと思います。

好奇心が旺盛

ここでいう好奇心が旺盛な方というのは愛情や興味を他人に向けるよりも自分に向けていることのほうが自分に合っていて心地よいと感じている人です。

特段にあえての「ひとり」を作りたいという場合だけではなく、たとえば最初は友だちに誘われて料理教室に行ったら自分のほうがハマってしまい、そのうち予定を友だちと調整するのが大変になってひとりで行くようになる、パラグライダーに興味があるけれどまわりに興味をもってくれる人がいなかったのでひとりで行ってみたら意外と楽しかった、といった感じで「気づいたらすべてひとりで満喫していた」という流れで退行がおきています。

コミュニケーションが苦手

自分は他者に愛情を向けており、楽しい時間や経験をシェアしたいという気持ちはあるのですが、仲間と思うように溶け込むことができない、うまくおしゃべりができない、などコミュニケーションが苦手で結果としてひとりの空間に安住するようになったタイプです。

積極的な感情で「ひとりが好き」というよりは「苦手な空間にいるよりはひとりのほうが楽」といったスタンスです。

コミュニケーションを強いられる環境にいる

基本的にはコミュニケーションが得意で他者に愛情を向けることもできるし楽しめるのですが、仕事などで常に他人とのコミュニケーションを強いられる環境にいると相手に気を使う場面も多いため、やはり精神的に疲れてきます。

その結果「休みの日くらいひとりきりで過ごしたい」という気持ちになり、仕事以外のプライベートはひとりで過ごすことが多くなります。

ひとりが好きな女性と相性のいい男性の特徴

それでは「ひとりが好き」という女性はどんな男性と相性がよいのでしょうか。ひとり好きになった理由と絡めて解説していきます。

ひとりの時間を大切にしたいタイプ

相手の男性もひとりの時間を大切にしたいと考えている人。ひとりが好きな理由が同じの場合はさらに相性がよいといえます。

たとえば自分も相手も営業職で平日は他人とのコミュニケーションに気を使う場面が多いなど、相手の状況がわかるからこそお互いのひとりの時間を尊重できます。

束縛しないタイプ

これは、ひとりが好きな女性の特徴の中で「好奇心が旺盛」な女性にもっとも向いている男性のタイプです。ひとりで楽しんでいる時間に「今どこにいるの?」「誰といるの?」といったラインや電話がくると思い切り楽しむことができないですよね。

また、束縛する人は嫉妬感情が強い傾向もあるため、ひとりが好きな女性にとっては監視されているような気分になってしまいます。

無口なタイプ

インドア系の趣味があるひとり好きな女性に特に向いているタイプです。たとえば読書が好きな女性にとってはしばしば言葉でコミュニケーションをとってこられるのは正直鬱陶しいもの。

そうした音での騒がしさがなくて、でも同じ空間にいるという安心感はある。特に相手も読書好きなど同じ趣味の場合は最高の相性となります。

忙しい人

仕事や趣味で忙しい人。第三者からすると「あの2人付き合っているの?」などと見られがちですが、ひとり好きな女性にとってはそのくらいの距離感がちょうどいいケースが多いです。

そのため、遠距離に住んでいたり出張が多かったりという状況も恋愛のハードルにはならず、むしろ心地よく受け止めることができる可能性が高いです。

ひとりが好きな女性は結婚相手の守備範囲が広い!

「ひとりが好きな女性と相性がいい男性の特徴」を読んで気づいたことはありませんか? そうです! 男性の特徴として挙げた「ひとりの時間を大切にしたい」「無口」「忙しい」これらは社会人男性の一般的な状況や性格傾向です。

つまり、ひとりが好きな女性は実は恋愛・結婚に対しては守備範囲が広いということなのです。結婚も含めた自分の人生においてなんのハードルにもなりません。また「愛情の退行」というのは心理学的な表現ですのでネガティブなものとしてとらえる必要もありません。

ぜひ今の「ひとりの心地よさ」を充分に満喫してくださいね!

(小日向るり子)

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※画像はイメージです

※この記事は2022年08月29日に公開されたものです

小日向るり子 (心理カウンセラー)

心理カウンセラー
フィールマインド 代表カウンセラー
正社員をしながらボランティアの電話相談員をしていました。「どんな電話も切らない」理念の中で恋愛、自死、癖、愚痴、いろいろな話を聴かせて頂きました。資格取得後はハラスメント相談員を経て現職。相談件数は2200件を超えます。悩みに大小はありません。

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