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「星が綺麗ですね」の意味とは? 元ネタや返し方&類語を解説

汐見でこ

「星が綺麗ですね」は、片思いの相手に対する告白の意味を持つ言葉です。今回は、言葉の詳しい意味や使い方、言われた時の返し方を解説。併せて、ロマンチックな告白を表す他の言葉をいくつかご紹介します。

「星が綺麗ですね」というセリフをご存知ですか? 実はこのセリフは、単に「星が綺麗だね」という意味を示すとは限りません。美しい言葉の裏には、相手の真意が隠されていることもあるのです。

この記事では、「星が綺麗ですね」の本当の意味や由来、返し方について解説します。


「星が綺麗ですね」の意味と元ネタ


一見、夜空に浮かぶ星々をたたえるだけのように聞こえるこのセリフには、どんな意味が隠されているのでしょうか。

「星が綺麗ですね」の意味


「星が綺麗ですね」という言葉には、「あなたに憧れています」「あなたは私の気持ちを知らない」といった意味が隠されています。

夜空に輝く星は、美しく手が届かない存在。そんなイメージから、憧れの人に向けた言葉として使われます。

また、「あなたは私の気持ちを知らない」という意味もあり、面と向かって「好き」と言えない相手に対して好意を匂わせたい時に使う場合も。いずれにしても、相手への恋心を表現したい時に使えるセリフです。

元ネタは「月が綺麗ですね」という名セリフ


「星が綺麗ですね」というセリフの元ネタとされているのは、「月が綺麗ですね」という名セリフ。

文豪・夏目漱石が「I love you.」を「月が綺麗ですね」と訳すように教え子を諭したという逸話から、愛の告白の意味が込められているセリフです。このセリフから派生して、「星が綺麗ですね」という言葉が生まれました。

また占いなどで使われるタロットカードにおいて星は「憧れ」という意味を持ちます。このことからも、「星が綺麗ですね」が憧れの人に向けたセリフとして認知されるようになったといわれています。

「月が綺麗ですね」と「星が綺麗ですね」との違いは何?


どちらの言葉も、好きな人に対して恋心を伝えたい時に使われています。

「月が綺麗ですね」は「愛しています」というストレートな思いを伝えられるのに対して、「星が綺麗ですね」は「憧れています」「私の気持ちに気づいてほしい」といった、まっすぐに好きと言えないことへの切ない気持ちも込められています。

「月が綺麗ですね」も「星が綺麗ですね」も、愛の告白と取れる意味を持つ言葉。しかし微妙なニュアンスの違いがあるので、切ない片思いをしている相手に対しては「星が綺麗ですね」を使うと良いでしょう。

参考記事はこちら▼

切ない片思いってどんなもの? 心理カウンセラーが解消法を解説します。

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