【難読】なんて読む?「機微」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「機微」の読み方です。
そのまま読むと“きび”だけど、正しいの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「機微」の読み方は?
「機」は、機会、機械と読むので“き”という読み方は馴染みがありますよね。「微」は、微妙、微生物と読むので“び”という読み方は知っているでしょう。
では、二つを合わせてなんと読むのでしょうか。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“きび”と読みます。
「機微」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「機微」の意味は以下のように解説されています。
き‐び【機微】
表面だけでは知ることのできない、微妙なおもむきや事情。「人情の―に触れる」
表面ではわかりにくい心や物事の動きを表す言葉になります。
自分ですら気づきにくい感情の揺れ動きや、非常に繊細な物事の仕組みや移り変わりのことを「機微」というんですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「機微」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。普段、生活をしていてモヤっとしたり、イラっとしたりすることがありますよね。その言葉にしづらい気持ちがまさに「機微」なんです。
あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、小説などでは目にすることもあります。日常的に使うことはなくても、日本語らしい繊細な表現で素敵な言葉ですよね。
(ななしまもえ)
※この記事は2022年07月25日に公開されたものです