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【難読】“ぼんれい”じゃない?「凡例」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「凡例」の読み方です。

“ぼんれい”でしょ? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「凡例」の読み方は?

「凡」は平凡、凡人と読むので “ぼん”という読み方は知っていますよね。「例」は、よく見る漢字なので、“れい”という読み方は馴染みがあると思います。

二つを合わせて、“ぼんれい”ではない読み方なんてあるの?と思った方もいるかもしれませんね。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“はんれい”と読みます。

「凡例」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「凡例」の意味は以下のように解説されています。

はん‐れい【凡例】

書物の巻頭にあって、その編述の方針や使用法などを述べたもの。例言。

「凡例」は、書物や地図の初めに、方針・使い方・読み方などを箇条書きに示したもの、という意味合いの言葉になります。

それぞれの漢字は馴染みがありますが、「凡」を“はん”と読むのが難しかったのではないでしょうか。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「凡例」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「凡」も「例」も、普段からよく見る難しくない漢字ですが、組み合わせることによって意外な読み方になりましたね。

「凡」を“はん”と読ませる言葉は「凡例」しかないようなので、少し変わった読み方をする言葉として覚えておきましょう。

(ななしまもえ)

※この記事は2022年07月23日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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