【難読】なんて読む?「邂逅」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「邂逅」の読み方です。
なにこれ? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「邂逅」の読み方は?
「邂」は、解と似ているので“かい”と読むのかな、と思った人もいるでしょう。「逅」は、后が皇后と読んだりするので、“ごう”が正しい読み方かな、と考えた人もいるかもしれませんね。
では、二つを合わせてなんと読むのが正しいのでしょうか。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“かいこう”と読みます。
「邂逅」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「邂逅」の意味は以下のように解説されています。
かい‐こう【×邂×逅】
[名](スル)思いがけなく出あうこと。偶然の出あい。めぐりあい。「旧友と―する」
思いがけず出会う、といった意味合いの言葉になります。漢字と読み方は難しいですが、“かいこう”と読むんですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「邂逅」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「出会う」というと、人との出会いを思い浮かべる人が多いと思いますが、「邂逅」は人物だけではなく「芸術」や「思想」など、さまざまな出会いに関して使われる言葉になります。
「邂逅」は少しかしこまった言い方なので、普段の会話などで使うことはほとんどありませんが、小説などでは使われることが多かったりします。日常的に耳にすることはないかもしれませんが、文学的な表現なので知っておきたいですね。
(ななしまもえ)
※この記事は2022年04月07日に公開されたものです