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#37 男性が「この人と結婚したい」と思うフレーズとは?

#ラブスペル ~恋を叶える魔法のフレーズ~

浅田悠介(浅田さん@令和の魔法使い)

「ラブスペル」とは、意中の彼の心をつかみ恋を叶えるフレーズ。そんなフレーズを、恋愛コラムニストの浅田悠介さんが使い方や効果と併せて紹介します。

ラブスペルとは恋の呪文のこと。恋を叶えるフレーズです。

難しい恋の理屈は置いておいて。ひとまず英会話のように「フレーズから恋を学ぼう」というわけですね。心理学を用いて導き出したものなので強力ですよ。

好きな人の前でラブスペルを唱えてみれば、彼の反応がきっと変わるはず。

さあ、恋の魔法をかけてみない?

恋を叶える魔法のフレーズ

ラブスペルNo.37

「明日は会わないでいいから休んで。ひとりで楽しくやってるから大丈夫だよ」

この言葉の効果

働き盛りの男性ほど、恋人に時間を使えていないことに罪悪感を抱いています。

会う時間も取れないままに──貴女の催促するようなメッセージや電話によって──プレッシャーに押し潰されるか、無理してデートの時間を作るも体力的にしんどくなってしまうか。いずれかの道をたどることになりがちです。

特に恋愛適齢期の男性ほど、働き盛りなもの。仕事に追われながら、恋愛も成立させるのは、ちょっと大変なことではあるのですね。自分のために仕事もしたいし、恋人のためにプライベートも大切にしたい。自己実現も大事だし、恋人も大事だ。この二つの欲求に、多くの男性が板挟みにあっているわけです。

だからこそ、この罪悪感を包み込んであげられる女性に弱いのです。

一歩引いて、彼の状況を労ってあげること。

さらに、ひとりで楽しくやってるから、と罪悪感が生まれないように配慮もするわけです。

もちろん彼も大人です。心の半分では、ひとりでも楽しめるすてきな女性なんだなと、ちょっとした憧れと寂しさを感じながらも、心のもう半分では、それが強がりなのだと気づくでしょう。

とはいえ、そう言ってもらえると、ホッとするわけですね。

その配慮に感謝も生まれるでしょう。全てを分かった上で包み込んでくれているのですから。ああ、この子といると、男として自己実現をしながらも、楽しい関係を育めるんだろうな、と。

人生のパートナーにふさわしい女性だと感じさせるのです。

ラブスペルの使い方

会う約束はあるけれど、彼が忙しさで潰れそうになっているのを察した時に唱えましょう。

仕事が忙しそうで、体力も限界なのに、無理して時間を作ってくれた時なんかに。デート直前でも、唱えるのを躊躇ってはいけません。貴女の直感が囁いた時に唱えましょう。

デートを楽しみたいのはもっともです。約束した以上、その時間はデートするべきです。しかし、そこで貴女の欲求を貫き通すのか、彼の状況を労わるのかで、今後の関係性は変わります

どんな時も自分を押さえつけて、彼の都合を優先させるわけではありません。本当に忙しそうにして、疲れ切っていたら、このラブスペルを唱えてあげる優しさもあるはず、くらいの意味です。

恩着せがましく唱えるのではありません。心から彼のために唱える──ようにみせる──のがポイントです。その無欲さに彼の心もとろけるでしょう。そして本当にひとりでも楽しんでやることですよ。

彼も気づかないような罪悪感を包んであげる

こう解説することもできます。

彼の心の奥底には「仕事のせいで、貴女を大切にできていない」という罪悪感があります。

その罪悪感を許して、さらに見返りも求めずに、自分の都合を引っ込めること。これを徹底すると、彼の心には、さらなる罪悪感が生まれます。

この罪悪感の連鎖こそが、人間を、コントロールするための重大要素なのです──逃れられなくなるのですね。

ややダークですが、コインの裏のように、こうした側面があることも学んでおきましょう。

(文:浅田さん@令和の魔法使い、イラスト:塚由叡)

※この記事は2022年03月31日に公開されたものです

浅田悠介(浅田さん@令和の魔法使い) (マジシャン・ライター・催眠心理療法士)

マジシャン&ライター&催眠心理療法士

心理、恋愛、コミュニケーション系を得意とする。多数執筆。なかでもDRESSの連載「読むだけでモテる恋愛小説・わたしは愛される実験をはじめた。」が多くのファンを集めている。

Twitterにて恋愛論やテクニックを発信中。
Twitter:@ASD_ELEGANT

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