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【難読】なんて読む?「粗忽」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「粗忽」の読み方です。

“そ……”? なにこれ? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「粗忽」の読み方は?

「粗」は粗末、粗品と読むので、“そ”という読み方は知っている人も多いでしょう。「忽」は難しいですが、たちまち、にわかにという意味合いの漢字です。では、二つを合わせてなんと読むのでしょうか。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“そこつ”と読みます。

「粗忽」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「粗忽」の意味は以下のように解説されています。

そ‐こつ【粗×忽/×楚×忽】
[名・形動]

1 軽はずみなこと。そそっかしいこと。また、そのさま。軽率。「―な男」「―な振る舞い」

2 不注意なために引き起こしたあやまち。そそう。「―をわびる」

3 唐突でぶしつけなこと。失礼なこと。また、そのさま。
「ちかごろ―な申しごとぢゃが…わごりょの心得をもって戴せてくれさしめ」〈虎寛狂・米市〉

[派生]そこつさ[名]

そそっかしい、軽率というニュアンスで使われる言葉です。読み方は難しいですが、“そこつ”と読むんですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「粗忽」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。小説や新聞を読んでいて、目にしたことがある人もいたのではないでしょうか。

そそっかしい人や、おっちょこちょいな人のことを「粗忽者」と言います。仕事などでよく簡単なミスをしてしまう粗忽者は気をつけてくださいね!

(ななしまもえ)

※この記事は2022年03月18日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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