お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

新入社員の自己紹介例文7つ。シーン別で気をつけたいポイントとは?

にほんご倶楽部

自己紹介におすすめの項目とテンプレート

次に、自己紹介の基本のテンプレートと、歓迎会や懇親会などにおすすめのテンプレートを紹介します。

朝礼・入社式などで使える基本のテンプレート

基本的には、以下のテンプレートに沿った自己紹介ができれば問題ないでしょう。

(1)名前(フルネーム)と配属先

(2)経歴(出身地、出身大学など)

(3)(あれば)趣味・特技、その他の話題やエピソード

(4)入社後の抱負

(5)「よろしくお願いします」という旨の言葉

これらの項目についてそれぞれ完結にまとめれば、自己紹介として十分だといえます。順番は内容に合わせて前後しても大丈夫です。

できれば趣味・特技も盛り込みましょう。しかし前項でお伝えしたように、ウケ狙いになりすぎたり長くなりすぎたりしないように調整してください。

歓迎会や懇親会で使えるテンプレート

歓迎会や懇親会では、以下のテンプレートに沿って自己紹介をすると良いでしょう。

(1)名前(フルネーム)と配属先

(2)経歴(出身地、出身大学など)

(3)趣味・特技、その他の話題やエピソード

(4)歓迎会や懇親会を開いてくれたことへのお礼

(5)入社後の抱負

(6)「よろしくお願いします」という旨の言葉

こちらも順番は内容に合わせて前後しても大丈夫です。歓迎会や懇親会を開いてもらったことへのお礼は忘れずに伝えましょう。

歓迎会や懇親会の席では挨拶の後に先輩達と話すことになるので、会話のネタになる趣味や特技などはぜひ盛り込んでおきたいところです。

また、一緒に会を楽しみたい旨を伝えるのも良いでしょう。

【例文】新入社員の自己紹介(朝礼・入社式編)

ここからは、自己紹介の例文を紹介します。まずは朝礼や入社式で使える例文を見ていきましょう。

例文1:趣味のエピソードを盛り込んだ自己紹介

趣味を交えた自己紹介としては、以下のようなものが考えられます。

本日入社いたしました○○○○(フルネーム)です。配属先は○○です。

○○出身で、○○大学で○○について勉強していました。

趣味は野球で、小学校から大学までずっと野球部でした。社会人でも野球を続けていきたいと思っているので、良い草野球チームがあれば紹介してください。

野球を通して培った向上心と根性で、仕事にもまっすぐ地道に取り組んで、早く戦力になりたいと思っています。

先輩方にはご迷惑をお掛けしてしまうかもしれませんが、一生懸命頑張りますのでご指導のほどよろしくお願いいたします。

例文2:特技をアピールする自己紹介

特技をアピールする自己紹介としては、以下のようなものがあります。

このたび○○部に配属となりました、○○○○(フルネーム)と申します。

○○大学で○○を専攻していました。

特技は人の顔と名前をすぐに覚えることです。ここにいらっしゃる先輩方のフルネームとお顔を、今日の帰りまでには必ず覚えたいと思っています。

この記憶力を仕事にも生かし、1日でも早く皆さまのお役に立てるように頑張ります。

どうぞご指導のほどよろしくお願いいたします。

例文3:これまでの経験をアピールする自己紹介

これまでの経験をアピールしたいなら、以下のような自己紹介が良いでしょう。

本日からお世話になります○○○○(フルネーム)と申します。配属先は○○です。

大学では○○を専攻していたので、この分野の知見を○○の業務で生かし、早く戦力になりたいと思っています。

これからご迷惑をお掛けすることもあるかと思いますが、一生懸命頑張りますのでどうぞご指導のほどよろしくお願いいたします。

例文4:特別なエピソードが思い浮かばない場合の自己紹介

特別なエピソードが思い浮かばない時は、以下のような自己紹介が無難だといえます。

本日入社いたしました○○○○(フルネーム)と申します。配属先は○○部です。

○○出身で、大学では○○を専攻していました。

この会社で、皆さまと一緒に○○の仕事に関われることをうれしく思っています。

まだ分からないことだらけですが、仕事についてどんどん吸収して、早く一人前になれるよう頑張ります。

ご迷惑をお掛けしてしまうかもしれませんが、全力で取り組みますので、どうぞこれからよろしくお願いいたします。

【例文】新入社員の自己紹介(歓迎会・懇親会編)

会社や部署によっては、新入社員のために歓迎会や懇親会を開催してくれることもあります。その際も自己紹介を求められることが多いので、しっかりと準備しておきましょう。

歓迎会は勤務時間中の挨拶よりも、少しカジュアルでOK。しかし、あくまで仕事の一環であることを忘れずに、くだけすぎないように気をつけましょう。

それでは例文を紹介します。

例文1:その日に感じたことを盛り込んだ自己紹介

歓迎会や懇親会では、その日の業務を終えて感じたことを盛り込んで自己紹介をするのもおすすめです。

○○部に配属となりました、○○○○(フルネーム)です。

本日は、私のために歓迎会を開催していただきありがとうございます。

社会人としての初日を過ごしてみて、正直、右も左も分からず戸惑うこともありました。それでも、先輩たちの姿を見て、これからたくさん成長していきたいと思いました。

まずは、○○の仕事を早く1人でできるように頑張ります。

明日からもどうぞよろしくお願いいたします。

例文2:お酒の好みを盛り込んだ自己紹介

お酒の席であれば、お酒の好みを交えて自己紹介をしても良いでしょう。

○○部に配属されました、○○○○(フルネーム)と申します。

本日はお忙しい中、私のためにこのような会を開催していただき誠にありがとうございます。

私は日本酒の種類が豊富な○○県で生まれ育ったこともあり日本酒が好きで、○○県の日本酒はいろいろと飲んできました。他にもおすすめのお酒があれば、ぜひ教えてください。

明日からの仕事も一生懸命頑張って、早く皆さまのお役に立てるようになりたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

例文3:お酒が苦手な場合の自己紹介

お酒が飲めず「お酒をすすめられたら断りにくいな……」と感じているなら、お酒が苦手なことを自己紹介に盛り込むと良いでしょう。

○○部に配属されました、○○○○(フルネーム)と申します。

本日は、私のために歓迎会を開催していただきありがとうございます。

皆さまと飲みたい気持ちはやまやまなのですが、アルコールが苦手な体質でして、どうかご容赦いただけると幸いです。

食べることは大好きなので、今日はおいしい食事を楽しみながら、先輩方とお話したいと思っています。

本日教えていただいた○○の業務を早くマスターできるよう、明日からも頑張ります。

どうぞよろしくお願いいたします。

新入社員は自己紹介で印象が決まる!

自己紹介は、新入社員にとって第一印象を左右する大事なイベントといえます。

良い印象を与えるには、まずハキハキ明るく話すこと、姿勢を正すことなどが大切です。

自己紹介に趣味や特技などプラスアルファの内容を盛り込めば、先輩があなたに話し掛けるきっかけになります。

緊張するかもしれませんが、先輩たちはきっと新入社員であるあなたを歓迎しているはず。

自己紹介で等身大のあなたを元気よくアピールすれば、きっと快く受け入れてもらえるでしょう。

(#にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2022年03月11日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

この著者の記事一覧 

SHARE