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【難読】“か……”?「寡聞」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「寡聞」の読み方です。

“かきく”? なにこれ? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「寡聞」の読み方は?

「寡」は寡黙と読むので、“か”という読み方は知っている人もいますよね。「聞」は送り仮名の「く」をつけて“きく”という読み方は馴染みがあります。しかし、二つを合わせて“かきく” と読むのはさすがに違和感がありますよね。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“かぶん”と読みます。

「寡聞」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「寡聞」の意味は以下のように解説されています。

か‐ぶん〔クワ‐〕【寡聞】
見聞が狭く浅いこと。謙遜していうときの語。「―にして存じません」

知識や見聞きしている情報が少ないこと、という意味合いの言葉です。あまり聞き馴染みのない言葉ですが、“かぶん”と読むんですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「寡聞」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。普段、なかなか使われることは少ないですが、謙遜や皮肉のニュアンスで使う言葉だそうです。

なかなか聞き慣れない言葉ですが、使う際はニュアンスに気をつけて使いましょう!

(ななしまもえ)

※この記事は2022年02月08日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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