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【難読】“あいこく”じゃない? 「相克」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「相克」の読み方です。

“あいこく”? “そうこく”? 正しい読み方って? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「相克」の読み方は?

「相」は、相手、相談と読むので、“あい”、“そう”と読みますよね。「克」は、克服と読むので、“こく”という読み方はわかる人もいるでしょう。では、二つを合わせて“あいこく”か“そうこく”、はたまたそれとは違う読み方をするんでしょうか。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“そうこく”と読みます。

「相克」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「相克」の意味は以下のように解説されています。

そう‐こく〔サウ‐〕【相克/相×剋】
[名](スル)
1 対立・矛盾する二つのものが互いに相手に勝とうと争うこと。「理性と感情が―する」

2 五行 (ごぎょう) 説で、木は土に、土は水に、水は火に、火は金に、金は木にそれぞれ剋 (か) つとされること。五行相克。→相生 (そうせい)

二つのものがお互いに相手に勝とうとして争うというニュアンスの、対立や矛盾関係を表す言葉になります。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「相克」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。普段、目にする機会はないかもしれませんが、風水や漢方医学ではよく登場する言葉だそうですよ。

あまり聞き馴染みのない言葉ですが、少し硬い表現のため、小説や論文、ニュース記事などに使われているようです。目にする機会があったら、これから自信を持って読めますね!

(ななしまもえ)

※この記事は2022年02月06日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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