お見合いの断り方とは? 会う前・会った後のシーン別例文つき
お見合いをしてみたものの、会ってみたら何か違うと感じることもあるでしょう。そんな時、どのような断り方なら相手へ失礼になりにくいのでしょうか。今回は、お見合い前後、何度かデートをした後など、シチュエーション別にお見合いの断り方を紹介します。
婚活を始めると、結婚相談所や知り合いの紹介でお見合いをする機会が増えますよね。
お見合いはしたいけれど、会ってみたら何か違う……なんてことがあった時の断り方が心配な方も多いはず。
お見合いや縁談を断る場合、マナーやルールがあります。今回は、相手に失礼のない断り方を、シチュエーション別に解説します。
シチュエーション別、お見合いの断り方
お見合い相手と出会う前なのか、それとも会った後なのか。シチュエーションによって断りづらさが違いますよね。
相手に失礼のないようなお見合いの断り方を紹介します。
お見合いの断り方【お見合い前】
結婚相談所などではなく、親や知り合いを介して個人的にお見合いを持ち掛けられた場合、断り方に困ってしまいますよね。
このような場合は、「お気持ちはありがたいのですが、まだ私自身が結婚する気持ちになれません」「私にはもったいない方です」のように、相手や仲介者を立ててお断りすることが大切です。
結婚相談所の仲人さんからの紹介であれば、自分の好みのタイプを知ってもらうためにも、お断りする具体的な理由を伝えても問題ないでしょう。
ただしこの時、悪口や文句になるような言い方は避けるように気をつけてください。
お見合いの断り方【お見合い直後】
一度お見合いをしてみたものの「もう一度会いたいとは思えない」と感じることもあります。断る場合は、早めに仲介者へ伝えましょう。
この時、具体的な理由や相手の欠点を伝える必要はありません。「自分と価値観が合わなかった」「私にはもったいないような方でした」のように、やんわり断ると角が立ちにくいです。
お見合いの断り方【お見合い後に数回会った場合】
お見合い後、数回デートをしたみた結果「この人とは結婚できない」と感じるようであれば、気持ちに整理がついたタイミングで仲介者にお断りの相談をしましょう。
お見合い前やお見合い直後に比べて、相手との関係性ができつつあるタイミングなので、断りづらさはあるでしょう。
しかし、あいまいな気持ちのままデートを重ねることは、相手にも失礼になります。相手は「直接理由を伝えてほしい」と感じるかもしれませんが、仲介者を通してお断りした方がトラブルになりにくいと言えます。
メールやLINEでのお見合いの断り方
何らかの事情によって仲介者を通してお断りできない場合もありますよね。例えば、もう何度かデートを重ねている相手ならば自分から伝えたいという場合もあるかもしれません。
そんな時、口頭でお断りするのが難しければメールやLINEを利用したいと思う人もいるでしょう。
ここからは、メールやLINEでお見合い相手にお断りを入れる時の例文と注意点を紹介します。
お見合いのお断りメール・LINEの例文
例文1
お誘いいただきありがとうございます。直接お会いさせていただき、○○さんのことはとてもすてきな方だと思っています。
お誘いいただいたことはとてもうれしいのですが、他に気になる人がいるのでお断りさせていただきます。お忙しい中、お時間いただきありがとうございました。
例文2
先日はお時間を割いていただき、ありがとうございました。○○さんのすてきな人柄を感じることができました。
それと同時に、○○さんに私はふさわしくないと感じてしまいました。私が至らないばかりに、お断りすることになり申し訳ありません。○○さんにすてきな出会いがあることを祈っています。
メール・LINEで断る際の注意点
お断りのメールやLINEを直接送る場合は、なるべく相手を傷つけないことが何より大切です。
自分に原因があったことを伝えて、相手への感謝の気持ちと共に断りを伝えるようにしましょう。
お見合いを断る際に気をつけるべきポイント
お見合いや縁談を断る際には、気をつけるべきポイントがあります。失礼のないお断りができるように、しっかりとポイントを押さえておきましよう。
(1)できるだけ仲介者を通してお断りをする
お見合いや縁談には、断り方の基本的なマナーがあります。お見合いの話をくれた仲介者がいる場合、仲介者を通してお断りするのが一般的です。
仲介者を通す方が相手へ失礼になりにくく、またお断りする場合もスムーズに話が進みやすいでしょう。
何度かデートをした後だったり、どうしても自分から伝えたい場合はLINEやメールを利用する場合もあります。ただしこの時は、相手のショックを和らげるため、断り方には特に注意が必要です。
(2)気持ちに整理がついたら早めにお断りする
「やっぱりこの人とは結婚できないな」と感じた場合、なるべく早めにお断りの連絡を入れるようにしましょう。
相手もあなたと同様に、結婚を視野に入れて婚活しているはず。結婚する気がないのにデートを重ねてしまうと、相手にとっては「無駄な時間」になってしまうかもしれません。
相手もあなた自身も早く前に進むため、気が重いかもしれませんが、なるべく早くお断りする心掛けが大切です。
(3)あいまいな表現は避ける
はっきりと断るのは失礼な気がして、言葉を濁してしまうと仲介者も相手もどうしたら良いのかモヤモヤしてしまいます。
あいまいな言い方はせずにはっきりとお断りすることが、お見合いや縁談のマナーです。
お見合いで失礼のない断り方を知っておこう!
お見合いや縁談には、断る際のマナーがあります。仲介者がいる場合は、なるべく仲介者を通して断りの連絡をするようにしましょう。
どのようなシチュエーションでも、相手への感謝と謝罪の気持ちを伝えることを忘れてはいけません。
相手や仲介者にショックを与えたり、失礼な断り方をしたりすることがないように、注意点やマナーを頭に入れておきましょう!
(hasemana)
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※この記事は2022年01月27日に公開されたものです