【難読】なんて読む? 「恍惚」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「恍惚」の読み方です。
なんて読むのかな? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「恍惚」の読み方は?
「恍」は右側が光なので、“こう”と読むのかな、と思った人もいるかもしれません。「惚」は“ほ(れる)”という読み方は知っている人もいますよね。しかし、二つを合わせてなんと読むのでしょう?
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“こうこつ”と読みます。
「恍惚」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「恍惚」の意味は以下のように解説されています。
こう‐こつ〔クワウ‐〕【×恍×惚】
[ト・タル][文][形動タリ]
1 物事に心を奪われてうっとりするさま。「―として聴き入る」「―の境地」2 意識がはっきりしないさま。
「将軍はすでに疲れ切っていた…精神も次第に―となるほどだった」〈藤村・夜明け前〉3 老人の、病的に頭がぼんやりしているさま。有吉佐和子著「恍惚の人」(昭和47年)により流行した。
主に、うっとりするさまという意味合いで使われる言葉になります。読み方は難しいですが、“こうこつ”と読むんですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「恍惚」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「恍」と「惚」には、どちらもうっとりするという意味があるので、漢字どおりの言葉ですね。
あまり見慣れない言葉かもしれませんが、漢字の意味を知ると理解がより深まるかもしれません。
(ななしまもえ)
※この記事は2022年01月25日に公開されたものです