【難読】“がいだい”じゃない? 「外題」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「外題」の読み方です。
“がいだい”じゃないの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「外題」の読み方は?
「外題」は、そのまま読むと“がいだい”か“そとだい”ですが、そんな読み方はしないんです。では、二つを合わせてなんと読むのでしょうか。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“げだい”と読みます。
「外題」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「外題」の意味は以下のように解説されています。
げ‐だい【外題】
1 書物・掛け軸などの表紙に記してある書名・題名。→内題2 上方で、歌舞伎や浄瑠璃の題名のこと。江戸では、名題 (なだい) という。芸題。
3 古文書で、申文 (もうしぶみ) ・解状 (げじょう) などの上申文書の端や奥などに、上位者が申請内容に対する裁決・認証の旨を記したもの。
書物の表紙に記すその本の名前のこと、歌舞伎・浄瑠璃における題名のことを「外題」といいます。歌舞伎が好きな人は、もしかしたら知っていたかもしれませんね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「外題」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。普段、使う機会はない言葉かもしれませんが、“げだい”と読むんですね。
漢字自体は簡単なものでも、すんなり読めない言葉って案外ありませんか? この機会に、自信を持って読めない言葉を調べてみるといいかもしれません。
(ななしまもえ)
※この記事は2022年01月21日に公開されたものです