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【時候の挨拶】2月に使える挨拶言葉は? 書き方や文例を紹介

前田めぐる(ライティングコーチ・文章術講師)

季節を先取りする日本の文化

きものの柄が季節を先取りしていることは、きもの好きの間ではよく知られています。

自然界の梅が咲くのは1〜3月ですが、写実的な梅柄のきものを着るのは、新年から立春までがおすすめとされています(図案化されたパターン的な柄の場合は、通年着られます)。

季節は、先取りすることで楽しめるもの。2月の手紙でよく「春とは名のみ」と言いながらも、「春」という言葉を使うところに、日本人らしい自然との付き合い方が見え隠れしているように感じられます。

(前田めぐる)

※画像はイメージです

※この記事は2022年01月13日に公開されたものです

前田めぐる(ライティングコーチ・文章術講師) (ライティングコーチ・文章術講師)

コピーライターとして長年「ことば」に関わってきた経験値を元にまとめた「ほどよい敬語」(https://ameblo.jp/comkeigo/)が好評。過剰さや不適切さを排し、明快に説く内容は「違和感の理由がわかりスッキリした」と質問サイトなどでたびたび引用される。

自治体・団体・医療機関向けSNS活用、文章術研修の講師でもある。

著書に『この一冊で面白いほど人が集まるSNS文章術』(青春出版社)『前田さん、主婦の私もフリーランスになれますか?』(日本経済新聞出版社)『ソーシャルメディアで伝わる文章術』(秀和システム)など。公益社団法人日本広報協会アドバイザー。

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