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「ご返事」と「お返事」の違いは?

直井みずほ

自分が返事をする場合も「ご」「お」をつけていい?

自分の行為に「ご」や「お」をつけていいものか、悩むこともありますよね。

「ご返事」や「お返事」は、自分が返事をする時に使っても問題ありません。

その場合、自分の行為について用いるので「謙譲語」になります。へりくだることで、相手を高める働きがあります。「ご返事」「お返事」以外の言葉も謙譲語にそろえるよう気をつけましょう。

また、丁寧に伝えようとするあまり、「ご」や「お」を使いすぎると回りくどい印象を与えますので、多用はしないように気をつけましょう。

よく使う言葉だからこそポイントを押さえる

ビジネスでは、相手とやりとりをする中で、相手の問いかけに答えたり、相手に返答をもらったりするシーンが少なくありません。

普段何気なく使っている言葉かもしれませんが、その正しい使い方を知り、相手に安心感や気持ち良さを与えながら言葉を交わし合えるといいですね。

(直井みずほ)

※画像はイメージです

※この記事は2021年12月17日に公開されたものです

直井みずほ

御三家ホテル、航空会社にて多くのVIPをおもてなし。おもてなしをつなぐひろげることをテーマに「おもてなし資格」の認定も行う、国際おもてなし協会(https://omotenashi.fun/)を設立。世界初の「おもてなし教科書」を発売。

著書に「使える! 伝わる! 敬語と言葉づかい マナーの便利帖」(学研プラス)「大人の気づかい&マナーサクッとノート」(永岡書店)「図解でわかる! ビジネス文書」(秀和システム)など多数。

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