LINEでの出会いは安全？ 出会い方と危険性について解説
LINEで出会いを探す際の危険性
ここまでで分かるのは、LINEで出会ったという声があるものの、実際にはLINEだけを使って出会うことは難しいということです。
もちろん、過去においては今よりも規制が緩かったため、LINEを使ってIDやQRコードを投稿して、見ず知らずの相手と出会うということはありました。
しかし、現在においてはLINEのルール上、LINEでの出会いはNGとされており、LINE掲示板や外部の掲示板アプリ、TwitterなどのSNSを使う必要があります。
また、これらの方法が安全とはいえず、注意が必要です。その理由について解説します。
（1）サクラや業者が多く個人情報流出の危険がある
LINE掲示板や外部の掲示板アプリなどには、サクラや業者が紛れていることがあります。サクラや業者が身分を偽ってアプローチし、友達登録を行った後に悪質な有料サイトやアプリへと誘導しようとする事件は少なくありません。
自分がその被害者になる可能性はゼロとはいえず、常に危険はあると覚えておきましょう。
また、悪質な業者などに自分のLINE IDやQRコードを知らせてしまった場合、それが流出する恐れもあります。
ネット上でLINEのIDがさらされて知らない相手から頻繁に連絡がくるようになる可能性もあるため、見ず知らずの相手に自分の個人情報を伝えることはやめましょう。
（2）LINEを使った出会いでのトラブルが多い
LINEにしても、外部の掲示板やSNSを利用した出会いでも、いずれもコンタクトを取った相手をきちんと確認できないため、トラブルになることは多いです。
仮にサクラや業者に引っかからなかったとしても、出会い厨に出会ってしまうかもしれませんし、相手が身分を偽ってアプローチしている可能性もあります。
「恋人募集中の20代男性」と聞いていたのに、実は既婚者の40代男性だった、「20代OL」と聞いていたのに実際は中高生だったということも起こり得ます。
このような点を考えると、LINEでの出会いを求めるのはリスクが高いと言わざるを得ません。
（3）そもそもLINEで出会いを探すのは規約違反になる
出会いを探す人の中には、あの手この手を使ってLINEで出会おうとする人もいるようです。
しかし、LINEでは交際相手を探したり、LINEを使って他の出会い系アプリなどに誘ったりすることは禁止されています。
そのため、出会い目的でアプローチすると、相手からブロックされたり、通報されたりすることがあります。運営側に見つかった場合はアカウントの利用停止、もしくは削除の可能性があるという点を覚えておきましょう。
また、LINEで友達になっていない人とコミュニケーションが楽しめるオープンチャット使った出会いも、規約で禁止されているので注意してください。
LINEなどのSNSで出会うのは危険性が高い
LINEで出会えたという人はいるとはいえ、LINEで出会うのは難しく、現実的な方法ではありません。無料で使えるのがLINEのメリットですが、お金をかけなくても安全に出会える方法は他にもあります。
純粋に出会いを探しているユーザーが登録しているマッチングアプリや、その都度参加費を支払うだけで参加できる街コンなどは、真剣に出会いを探している人に人気の恋活方法です。
トラブルに巻き込まれてから後悔しても遅いので、危険な方法での出会いは避けるようにおすすめします。
（marie）
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※この記事は2021年12月16日に公開されたものです
