炭でお香を楽しむ方法。香炭を使った空薫のやり方
香炭を使った空薫のやり方
ここからは、空薫のやり方を詳しく紹介します。
手順1.香炉に香炉灰を入れる
まずは、香炉の8分目くらいまで香炉灰を入れます。
香炉灰を入れたら、火箸で軽くかき混ぜておきましょう。かき混ぜることで灰が空気を含み、温まりやすくなりますよ。
手順2.香炭に火をつけ、灰に埋める
香炭に火をつけて、香炉灰の上に置きます。香炭にしっかりと火がつくまで、5分ほど待ちましょう。
しっかりと着火したら、火のついた部分を上にして、香炉灰の中に半分ほど香炭を埋めます。
この時、表面にうっすらと香炉灰をかけても良いですよ。
手順3. 練香を置く
温まった香炉灰の上に、練香もしくは印香を置きます。
しばらくたつと、ゆっくりと香りが立ち上がってきます。香りの強弱は、使う練香の数で調整できますよ。
空薫後の練香や香炉灰の処理方法
香炭の燃焼時間は、30〜60分ほど。香炭が燃え尽きたら、焚き終わりになります。
焚き終わっても練香の香りがまだ残っている場合は、次回も使うこともできます。
練香を使い回さない場合、香炭と共によく冷ましてから捨てましょう。見た目には火が消えていても、内部は高温になっている場合があるので注意してくださいね。
また、香炉灰も練香と同様に使い回しが可能です。使い回さない場合には、袋などへ入れて燃えるゴミとして処分してください。
香炭で空薫を楽しんでみませんか?
お香に興味はあるけれど、煙が多いのが心配で敬遠していた方も多いはず。そんな方は、直接お香に火をつけない「空薫」を楽しんでみませんか?
香炉や香炉灰などの道具が必要ですが、どれも基本的には使い回しが可能。本格的にお香を始めたい方や、いろいろな種類のお香を楽しみたい方におすすめです!
(hasemana)
※画像はイメージです
※この記事は2021年12月01日に公開されたものです