お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

炭でお香を楽しむ方法。香炭を使った空薫のやり方

hasemana

空薫に必要な道具

空薫は、一般的なお香を焚く時よりも多くの道具が必要です。使い回しできるものがほとんどなので、お香好きの方はそろえておくと良いでしょう。

必要な物は、お香の専門店や仏壇仏具店の他、オンラインストアなどで購入できますよ。

(1)香炉(こうろ)

香炉は、中に灰を入れて使用する入れ物です。伝統的なデザインや柄の物が多く、使わない時はお部屋のインテリアとして飾っておくのも良いですね。

お部屋の雰囲気にしっくりくる物がない場合は、陶器製のマグカップなどでも代用できます。

(2)香炉灰(こうろばい)

香炉灰とは、香炉に入れて使用する灰のこと。香炉の中に灰を敷き詰めることで、お香を置く時に位置を安定させる役割があります。

また空薫をする場合には、香炉灰に伝わった香炭の熱で、お香を香らせることができますよ。

香炉灰には空薫用のものがあるので、用途に合わせて使い分けてください。

(3)香炭(こうたん)

前述の通り、空薫の火種として使う炭を、香炭と言います。

空薫をする場合は、空薫専用の香炭を使いましょう。

また、香炭にはさまざまなサイズがあるので、香炉の大きさに合わせて購入しましょう。

(4)火箸(ひばし)

空薫をする際、香炉灰を混ぜる工程があります。その時に、火箸があると便利です。火のついた香炭をつかむ時にも使用します。

(5)練香(ねりこう)

空薫には、練香もしくは印香(いんこう)を用います。練香は粉末状の原料を丸く練り固めたお香のこと。印香は、さまざまな形に押し固めたお香です。

これらは直接火をつけずに、香炭や香炉灰の熱で温めて香りを楽しむお香です。

次ページ:香炭を使った空薫のやり方

SHARE