【難読】なんて読む? 「気忙しい」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「気忙しい」の読み方です。
“きいそがしい”じゃないの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「気忙しい」の読み方は?
「気」は“き”、“け”、「忙しい」は“いそがしい”と読みますよね。それぞれの漢字は簡単で、よく使っている馴染みがあるものだと思います。
しかし、二つを合わせてそのまま“きいそがしい”とは読みません。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“きぜわしい”と読みます。
「気忙しい」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「気忙しい」の意味は以下のように解説されています。
き‐ぜわし・い〔‐ぜはしい〕【気▽忙しい】
[形][文]きぜは・し[シク]
1 あれこれと気持ちがせかれて、落ち着いていられない。きぜわしない。「―・い年の瀬」「―・く荷物をまとめる」2 落ち着きがなく、せっかちである。きぜわしない。「相変わらず―・い男だ」
気持ちが追われ、慌てているために落ち着かない、といった意味合いで使う言葉になります。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「気忙しい」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「気忙しい」は読めそうなのに、意外とすんなり読めない言葉だったのではないでしょうか。
まさに、これから年末に向けて「気忙しい」時期になっていきますね。きっと耳にする言葉なので、漢字と意味を頭に入れておきましょう!
(ななしまもえ)
※この記事は2021年11月11日に公開されたものです