【難読】“かりはつ”ではありません! 「仮初」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「仮初」の読み方です。
“かりはつ”じゃないの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「仮初」の読み方は?
「仮」は“かり”、“か”、「初」は“はつ”、“しょ”と読みますよね。普段からよく使っている馴染みのある漢字です。
しかし、二つを合わせて“かりはつ”や“かしょ”とは読みません。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“かりそめ”と読みます。
「仮初」の意味と使い方
『漢字ペディア』によれば、「仮初」の意味は以下のように解説されています。
かりそめ【仮初】
[形][文]かたじけな・し[ク]
1 一時の間に合わせ。その場限りのこと。「―の住居」2 ちょっとしたこと。「―の病気」
3 かるはずみなこと。「―の行動」
4 本気でないこと。「―の恋」
「苟且」とも書く。
その場限りのといった意味合いで、テレビ番組のタイトルや歌の歌詞に使われている言葉です。ひらがなで書かれることが多いですが、漢字では「仮初」と書くんですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「仮初」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「仮初」という漢字は当て字だそうですが、なかなか漢字と意味がつながらず、意味を想像しにくいですよね。
それぞれの漢字は難しいものではないですが、組み合わせると意外な読み方になる言葉を知れましたね!
(ななしまもえ)
※この記事は2021年11月05日に公開されたものです